癌春(がんばる)日記 by 花sakag

2008年と2011年の2回の大腸癌手術
   ・・・克服の先に広がる新たな春を生きがいに・・・

吹っ切れて長期戦へ

2008年03月31日 | 大腸癌日記
           
         (今日目にした京蕗のフキノトウ~外側の萼片の先がへら状になっているのが特徴?) 

 今日も外来診察を受けて来た・・・・。
 本来であれば、大腸癌術後の体調診察がメインのはずなのだが、いつの間にか創傷に振り回されて、すっかり主客転倒してしまった感が・・・。

主治医 「当分このままで様子見るしかないようですね。また、縫い直しても多分同じでくっつかないでしょう。たまに、こういう長く掛かる人がいますよ。」
私 「痛みがほとんど無くなったのに、いつまでも汁が出るのが不気味ですね。いつかは治るんでしょうね。永久に塞がらないんじゃないかと思ってしまいます。」
主治医 「少し長く掛かると思いますが、必ず治りますよ。」
私 「早く、山に登ったり、走ったりしたいんですよね。」
主治医、「このままでも痛くなければ走ってもいいですよ。・・・・う~ん、でも、走るのは無理しない方がいいか・・・。」
私 「まだ、走る気にはなりませんけど、歩いたり、簡単な山をゆっくり歩くのは構わないですか?」
主治医 「構わないですよ。とりあえず、1週間後また来てください。ガーゼと消毒薬1週間分出しておきます。」

 帰りがけに、臨床試験担当の看護師にも様子を聞かれた。
「わずか数ミリなんだろうにね。同じように長く掛かる人、たまにいますよ。必ず治りますから、焦らないでのんびり付き合ってください。でも、体動かしたいでしょうね。歩くことは構わないはずです。かえって傷の周りの筋肉も鍛えられますからいいですよ。」

 ・・・ということで、痛みもほとんど感じなくなったので、もう気にしないことにした。縫い直した5cmほどのうち、塞がっていないのはわずか1cmくらいのものである。そんなわずかな傷にくよくよいらいらするのは自分らしくない。煩わしさは、入浴時の防水シート貼りと入浴後のカーゼ交換だけだ。そう思ったらもうすっかり吹っ切れた気分になった。回復を信じていよいよ長期戦へ突入!

 早速、今日も2時間ほど歩いてみた。まだ抜糸していないので、多少つっぱた感じはするが、痛みはほとんどなくなった。明日からもどんどん歩くことにしよう!吹っ切れ記念に、これまで消化が悪そうで敬遠していたラーメンも2ヶ月ぶりに食べた。野菜塩ラーメンにチャーハン少々・・・ウメガッタ~!