毎年、春分の日は、私が会長を仰せつかっている函館スキー指導員会のスキー大会である。今年で第38回を数える歴史ある大会だ。ちょうど、私が準指導員の資格を取得したシーズンから始まったので、第1回から出続けているメンバーは数人しかいない。今年は、さすがまだスキーを履ける状態ではないので、ついに不参加となる。しかし、開閉会式の挨拶と運営のお手伝いに出掛けた。
今年は雪解けが早く、開催が危ぶまれたがなんとかギリギリ間に合ったと言う感じのグサグサ雪に硫安を撒いて固めての開催だった。非常に荒れたコースで転倒者も多く怪我の心配もしたが、無事終わってホッとした。
今年は、例年より参加者が多く80名のエントリーであった。大回転2本滑るので時間は掛かったが、やはり人数が多い方が絶対に盛り上がる。
長靴姿で開会式の挨拶をする私・・・最後に癌の怖さを話して、特に男性は2人には1人が癌に罹る可能性があるので、マメに検診を受けるよう注意を促した。
8:30から13:30まで大会運営と応援に携わり、周りにいたわられながらも、歩き回ったりずっと立ったままだったりではあったが、特に疲れは感じなかった。でも、ちょっとした動きで腹の傷が痛む。この痛みがあるうちは無理しないので、ちょうどいいのかも・・・・?
10年以上前までは、まったく指導員会だけでの大会運営だったが、最近は、大会運営の機器をすべて揃えていて、運営に慣れている函館スキー連盟競技部に協力をお願いしている。お陰で大変スムーズに運営できるようになっている。
帰宅後、彼岸の墓参りに行った。すでに雪がすっかり消えているのも珍しい。今回の転移なしで無事退院できたことを感謝し、まだまだ当分入らないようしっかりとお断りしてきた。