癌春(がんばる)日記 by 花sakag

2008年と2011年の2回の大腸癌手術
   ・・・克服の先に広がる新たな春を生きがいに・・・

入院19日目(術後4日)

2008年03月02日 | 大腸癌日記
        
                        (本日いただいた花)

 ベッドに横になっている分にはまったく痛みがなくなり、気分的にも楽になった。歩きのスピードも上がってきた。今日は見舞いも多かったが、おしゃべりしても声も大きく出せたし、それほど疲れなかった。

 しかし、昨夜から新しい苦しみとの闘いが始まる。それは腹に溜まるガス。真夜中に断末魔の苦しみが襲う。なんとかガスを出そうと、脂汗を流しながら廊下を歩く。やがて、便意が・・・。水を少し飲んだだけなのに、水下痢の第一波。それに引き続き大量のガスを放出。少し楽になったが、まだ第二波が残ったまま。それが午前中まで続き、また苦しくなる。これがなかなかしつこい。結局楽しみにしていた6日ぶりの朝食は少しずつ箸をつけただけ。さらに、主治医から今日の残りの食事を止められる。残念無念!ここまでは順調過ぎるほど順調だったのに・・・。

 昼に腸の働きを良くする漢方薬をいただく。30分もしないうちに便意。夜中と同じような「なぜ、こんな量の便がでるのか」不思議なくらいの水下痢とガス・・・12時間以上苦しんだ腹の張りから解放され、ぐっと楽になる。夜ももらって飲んだが、果たして・・・・? 明日は、なんとか食事にありつきたい。

 歩きは、トイレに行くたびに病棟の廊下を往復するが、一回に2~3往復すればもうコタコタ。それでも、日中だけで4回ほど。腹の傷の痛みがなくなればもっと長く歩けるのだろう。明日が楽しみだ。

~今日の見舞い
札幌から「地図がガイドの山歩き」チームのsaijoさんとチロロ2さん。大船時代の教え子のKu君とMu君。元同僚仲良しグループのMuさん、Haさん、Saさん。山仲間のSaさん。山仲間(HYML)のTaさん、Ko玉さん。