社チョーの経過報告

多くの皆さんからのお見舞いメッセージありがとうございます。

昨日　９月２５日　手術を行いました。　

夜８時すぎ手術が終わり、担当医の説明を受けました。

小学校の給食を思い出す金属製の皿に切除された臓器がありました。

ＴＶの番組では見たことありますが、生のそれも先ほどまで人間の中で使われていた臓器を見るのは初めてです。

触ってはいませんが、まだ温かみもあるのではないかと思いました。

大きさにして大人のコブシ大。　重さで言えば２００ｇ くらいでしょうか。　

のど仏、気管。執刀医が機能の説明をします。　

気管はそれこそ、シロコロホルモンそっくりです。　ココに腫瘍が癒着し気道を塞いでいました。　

『普通の人だったら、息苦しくていられないはずです』　

そう話す先生に、狭くなっている気管を見て納得しました。　


社チョーは動作がゆっくりです。歩くのもゆっくり、大きな動きはしません。　

恐らく今まで息苦しかったのかもしれません。本能的にゆっくり動くことで少ない呼吸をしていたのかもしれません。


癌の３大治療　　切る（手術）　盛る（抗がん剤）　焼く（放射線）、世の中にはこれらの治療は医療機関の金儲けの為にあると提唱し別な治療法を推奨する方もいます。

私も当初そういう考えに傾斜していましたが、手術で切除した気管の閉鎖具合を見て、これは切除しなければ窒息してしまうとても他の治療方法という猶予がないと思いました。

抗がん剤や放射線治療については、やっぱり否定的な考えはまだ残っていますけどね。



病室に戻ってきた社チョーは、薄ら寝でいるようです。　大きな塊を取ったのどは、ペタンコになっていました。

両耳からのどにかけてⅤ字に切った跡は痛イタしいですが、シワと思えば違和感なくなるでしょう。

首に穴が開き、これからはココから呼吸をするという事です。

適度な湿度や埃から守るために、首にスカーフを巻く方が多いようです。　

今までのネクタイ姿からスカーフを巻く姿も良いものかもしれません。　

声はもう出なくなりましたが、今まで寡黙な社チョーでしたから、黙って笑っていればそれでイイかな。　


術後は運動しないと回復が遅れるという事で、早くも翌日から歩く練習をするそうです。　

新しいスタートを始めた父に。　



そして手術をしていただいた先生に。




ありがとうございました。

またこうしていつものベンチに座れるようにね。







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