栄電気は安売り店ではありませんが、業界では安いと言われています。
その中で特に作業料金が安いと言われています。
多くの販売店では商品の販売と納品作業は別会社です。
また、工事なども別会社です。
それぞれの会社で利益を得なければならないのです。
栄電気は販売も納品も工事も自店で行っています。
時々弟の設備会社に応援を頼みますが、ほとんど自店作業です。
お客様が商品を使えるまでのトータルの金額だと安くなるのは当然なのです。
そんな事が明確に分かる出来事が最近よく起こります。
ある作業をして代金を請求したら、『それじゃダメだ!安すぎる!』と指摘されました。
技術者が車で出張して作業したのに、提示した金額では安いというのです。
それが!!今月2件もお客様から指摘されました。
安く提供してるので私としたら喜んでくれると思ったら、お客様はもっと先の事を思っての発言なのです。
日本の賃金は諸外国に比べ安いと指摘されています。
海外から出稼ぎ労働者が日本にわんさか来ていたのは昔の話。
今は日本人が海外に出稼ぎに行くようになりました。
益々日本の労働人口が減ってしまいます。
特に技術をもった日本人が海外に流出しています。
私のような者はそこまでの技術者ではありませんが、そんな今後日本の将来を危惧しての指摘だったのです。
今回6600円の提示に11000円も頂きました。
(別の方は8000円も)
最近ハローワークの人と話を何回かしました。その中で労働環境についての話もしました。小規模事業社はどうしても労働環境が大手企業のようにはいきません。
上記の様に、これからの日本の技術者の事を考えると、もっと労働環境をよくして行けなければなりません。賃金の事、労働時間の事。
今回のお客様の指摘を受けて、栄電気でも少しずつ改革していきます。