レンジフードの電源が入らない。

２０年以上前の深型レンジフード。

スイッチを入れても電源が入らず、メーカに問い合わせても部品が無いそうです。　





レンジフードの入れ替え工事は、数多く行っているのでわかるのですが、
レンジフードの耐久年数は設備品の中では長いほうで、不具合が発生する時は２０年くらい使った物がほとんどです。　

メーカーの部品どころか、製造すらしてない、さらに言うと倒産したメーカもあります。　

必然と入れ替え工事となる場合が多いのです。　

今回も新しいレンジフードの入れ替えとなりました。　

入れ替えるにあたって、折角なら　掃除のしやすい　整流板方式のレンジフードをお勧めしました。

整流板方式のレンジフードは、ファンの前に板があり、これによって吸い込む風速が早まり
、周辺の空気を取り込む能力が高まるのです。　
油煙が広がらず、油のついた板もカンタンに拭けるので、掃除もしやすいと、良い事だらけです。


そして、今回おすすめしたのは、パナソニックのスマートスクエアレンジフードです。
この機種は、フィルターも掃除しやすく、水で油汚れが取れる塗装が施されています。
アクアイージークリーンフィルター

機種選定にあたっては、既存の寸法やダクトの取り回しなどを考慮するので、必ずしも設置できるとは限りません。　今回のお客様は設置条件に満たしてましたので、施工する事にしました。

解体においては、今回は問題なくできました。　（結構これで手こずる事が多いのです）



スマートスクエアーって言うぐらいですから、本体はスマートで軽いです。


ダクトを接続し、幕板と呼ばれる上側の目隠しの板を取り付けます。　
実は、この取り付けが一番手こずりました。　



高さがスライドして調整できるタイプを選びましたが、なかなか固定金具と合わなくて、何回も
脚立を上がったり、下りたり。　


ほぼ完成。　

アクアイージークリーンフィルターの掃除は、水に１５分つけて置くと油が分離するようなコーティングされたフィルターです。


ファンも、写真が暗くて分かりにくですが、簡単に外せて洗えます。


施工した当日は、『綺麗になって嬉しい』　とお客様は喜んでくれます。

そして数か月後、今度は『掃除がカンタンで良いわ、良い機種選んでありがとう』と
感謝されます。　

この時、私は最高の幸せを感じます。



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