昨日の記事にkさんからコメントをいただきました。
とても嬉しく読ませていただきました。まことにありがとうございます。
ひとりになってブログを書かせていただくのが辛く思えるのは、書かせていただく私が佐橋美術店の唯一の「販売員」になってしまった事です。
自分の書かせていただく文章の中に、「売ろう」とする邪気が多く混じるとき、結局1番傷つくのは自分自身です。
しばらくブログの記事にお休みをいただくときは、そうした「鬱」を抱えてしまったときです。
画家が自分の描いた作品をお金に換えるのを後ろめたく思うように、他人の描いた作品に「ああだ、こうだ」と注釈をつけてお客様からお金をいただくことに躊躇が生まれるのは当然のことだろうと思います。
けれど、それを乗り越えた先の実感を得ていくのが仕事というものであるということを佐橋を喪って私は初めて気づきました。
佐橋の見ていた景色を見てみたい。もっと沢山の作品に触れて自分の眼を試してみたい。一年を経てそう思えるようになりました。
みなさまに支えていただきながら、毎日この店に来てまだまだおままごとのような仕事をさせていただきながら、私は今を生きています。
だからこそ「つれづれ」は私自身であること、私の生き甲斐であることを認めなくてはいけないと思っています。
売れる、売れないを超えて、売っていく。
商いとはそういうものだろうとも思っています。
この白い裸婦像は、弥栄画廊さんが森芳雄作品をお集めになられる出発点になった一点だとお聞きしています。
真っ白な額に驚き、それに映えるブルーに感動してお聞きしてみるとこの額の意匠は弥栄さんご自身がお決めになられたとのことでした。
とても美しい、珍しい作品で、画家の森芳雄に愛され、目利き画商さんに愛されているこのお二人の女性に何だか嫉妬心さえ抱きます。
作品たちは「より」愛してくれる人を求めて旅を続けるのだとこの20年間に学ばせていただきました。
私は、はやりのマッチングアプリに負けないように🥰、またブログを書かせていただこうと思います💕
「裸婦」 8F ☆彡
◇ ~30万円
☆ ~50万円
☆彡 ~100万円
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