つれづれ

名古屋市内の画廊・佐橋美術店のブログ

思い出

2022年09月29日 | 日記・エッセイ・コラム

思い出していただけるでしょうか?

今の店に移転する前の店、私どもが2007年春から2014年夏までを過ごした店舗の画像です。



店の前には名古屋市立名城小学校があり、春には校内の桜が満開になり、夏にはプールから子供たちの声がいつも聞こえていました。この小学校の運動会にいらした際に、当店にお立ち寄りくださったお客様が今でもお引き立てをくださっています。





長い巻物の作品を、こんな風に展示させていただいたりしたのですね。









今も使っている丸テーブルです。既に当店の番犬の「dog」もいます。


壁のトンネルを抜けると、正面にブロンズや小品が飾られ、



右に行くと、洗面所




左に行くと本棚がずらっと並んでいました。
お安い本棚を探して揃えたので、画集の重みでいくつか棚が壊れました。





そして、本棚の通路を抜けると応接室です。


このソファーをお気に入りでしたので、今の店でも使わせていただいています。
ただ、重くて、サイズも大きかったので、まずこのソファーを運び込んでからブルーシートで包み、それから応接室の壁を建ててもらうという〜結構なわがままをさせていただきました。



1軒目の店からここに移転して間も無く、佐橋が最初の病気を発症してやはり100日ほど入院をしました。その時はまだ佐橋の弟がお手伝いに来てくれていたので私は随分心丈夫でしたが、この画像を見ると「あの時も必死だったなぁ。」「結局お客様に大変助けていただいたなぁ」という思いが蘇ります。

最初の店も、この2軒目の店も古いビルの一階にありましたので、新しくマンションを建てるということで立ち退きにあってしまいました。



今の店には2014年の夏の移転、11月1日にオープンさせて頂きました。




無眼界展も八回目。

扱わせていただく作家はあまり変わっていませんね。
今、付け加えるとすると、
日本画なら小林古径、村上華岳、杉山寧、吉田善彦、山本丘人、小杉放庵、、
洋画なら藤島武二、梅原龍三郎、金山平三、山口薫、織田広喜などでしょうか。


今回の杉山展は無眼界展Ⅷ として開催させて頂きます。
これから、出品作品を少しづつこのブログでご紹介させていただくように致しますね。








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1 コメント

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Unknown (KY)
2022-09-29 18:19:50
懐かしいですね
佳い林武作品ですね

上長者町のお店も小さいなりにお二人の温もりが
伝わり良かったです
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