つれづれ

名古屋市内の画廊・佐橋美術店のブログ

2022/01/04

2022年01月04日 | お客様よりのお便り
年末に「また会いたい作品」にあげさせていただきました冨田渓仙の蓬莱山図。

この記事をお読みいただいたのでしょうか?ご所有のお客様が、作品の画像を
年明けと共にお送りくださいました。




お見事!

年末はバタバタしていて、自宅のお床にお正月飾りを設える事なく
実験的に、東京の弟が車で運んでくれた父の椿を壁に掛けただけでしたので
こちらの全くお正月らしいお飾りを拝見して「お正月が来たのだなぁ、美しいなぁ、渓仙の作品がより輝いて見える!」と感激致しました。

渓仙の懐の深さや柔らかさに、その魅力を探す事はかえって簡単なことかもしれないとこの
蓬莱山図を見る度に思います。

その中に消えそうで、消えない・・確固と有る「真実」

渓仙作品の格調の高さがここに由来するものだということをこの図が一番よく表してくれていると思います。

本日、仕事始めの日をお迎えの方も多くいらっしゃると存じます。

新しい一年の益々のご活躍を心よりお祈り申し上げます。




コメント
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