上京を控えておりましたが、感染問題下のこの一年の美術品相場の変動についてはそれなりに情報を集めて参りました。
確かに価格の下落の激しい作品もありますが、それは感染問題とは別に、以前から起こっていた現象で、総じて一年前と美術品の相場は変化がないと言っていいのではないかと思っています。
さて、
織田広喜の新しい作品2点のご紹介です。
すぐにご紹介申し上げたいと思いましたが、こちらは先の記事の金山と違い、写真に撮るとどうも「雰囲気が壊れる」そんな印象を受けました。
特にこの風景はとっても良いムードを持ち、いかにも織田の優品であるのに、どう撮影してもただの風景になってしまいます。
ムードを刹那と言い換えれば、やはり実作品と対面して頂かなければ感じられない「時間の流れ、心の動き」というものがあるのだと思います。
こちらはキャンバスの裏に織田広喜のサインと「競馬 巴里」というタイトルが書かれていました。
なかなかお洒落な額に入っていましたが、せっかくお馬さん達がそれぞれ生き生きと描かれているので、白い物と変えてみました。
全体が明るくなったように思えます。
「競馬」は内容というより、題材の珍しさに魅力がある作品です。
そろそろ織田広喜展ができるかな??
佐橋の織田愛💕は深まるばかりです。
織田広喜 キャンバス・油彩 4号 「風景」
織田広喜 キャンバス・油彩 3号 「競馬 巴里」