嶋津隆文オフィシャルブログ

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NHK「あまちゃん」が終わってしまいました

2013年09月30日 | Weblog

NHKの朝の連ドラ「あまちゃん」が今日終わってしました。寂しいものです。それにしても日本中をお祭り騒ぎにしたこの人気ドラマ。その終焉に際し感想を言わないのは非国民ではないか(笑)などといった雰囲気を感じ、私めも一言ブログにアップする次第です。

「あまちゃん」の人気の所以はなんでしょう。多くの人がそうであるように、私もあの軽快なドドドッドというテーマ音楽にまずは魅せられました。そしてアキちゃんの笑顔に、太巻のあくの強さに、クドカンの軽妙な脚本にすっかりやられてしまいました。

しかし私にとって一番印象的であったのは、時々挿入されるパラパラ漫画です。あの絵の醸し出す柔らかさ、分かりやすさには舌を巻きました。聞くところによるとあの漫画を描いたのは鉄拳というお笑い芸人だとか。いやはや貴重な存在です。

そのパラパラ漫画によく出てきた「潮騒のメモリー」の一場面、「その火の上を飛び越えてこい」のシーン。いうまでもなく三島由紀夫の小説「潮騒」からの借用です。その舞台である神島は私のふるさと渥美半島の目の前に見えます。それだけに「潮騒のメモリー」は三島の「潮騒」であり私たち「渥美半島」の物語のようにも感じるのです。

そうなのです。「あまちゃん」は東北を舞台とするドラマではありますが、私たち「渥美半島」の人間には、自分たちのふるさとを舞台にしたドラマでもあったのです。我田引水と言われようがどうしようが、それが「あまちゃん」に大いに親近感を覚えた所以であったと私は思っているのです。

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