嶋津隆文オフィシャルブログ

嶋津隆文オフィシャルブログ

なるほど「北の湘南」の伊達市は良いまちです

2010年10月04日 | Weblog

写真:「伊達市役所の正門」本人撮影

大学のサークルの恒例の懇親会があり、先週末は札幌行でした。その帰路、一度は訪づれなくてはとずっと気になっていた幾つかの自治体を巡りました。産業構造が変わって、かつての繁栄から遠のいたといわれる苫小牧、室蘭、そして定住施策で有名になっている伊達市です。

とくに伊達市は、Uターン組や定年退職者を対象に第2の人生のステージにと「伊達に住もう」キャンペーンを展開し、結構な人気スポットとなっているところです。テレビでも幾度かその取組は放映されました。それだけに一度はこの目で現地を確かめておきたいと思っていたのです。

伊達市は「北の湘南」と喧伝されています。気候が温暖で夏も涼しく、北海道とはいえ冬の雪も極端に少ないということです。南にはキラキラと光る太平洋が広がり、背後には有珠山や昭和新山も並び、海あり山ありの風光明媚さも強調されています。

そして現地に行って、大いに驚きました。まさにそのウリ文句そのままの舞台であったからです。なるほど、「北の湘南」ねえ。うん、その命名もよく分かるな、「看板に偽りなし」だと。人口は36800人。微減傾向にあります。しかし世帯数で見ると、平成19年が17220であるのに対し、現在は17707と500世帯近く増えているのです。

市街地も中心に伊達街道なる通りが小奇麗に整備され、落ち着いたたたずまいを見せていました。周辺の建物も白壁を意識的に使用するなど、伊達(藩)のイメージを創出しているかのようです。

明らかに行政が、まち全体でこの「定住施策」に大きく力を入れている心意気が感ぜられました。これがまた私の気分を大いに爽快にさせてくれたものでした。がんばれ、伊達!。ちょっとそう叫びたくなる訪問でありました。

この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 田舎館村の「田んぼアーツ」... | トップ | 日本料理とは軍隊がつくった... »
最新の画像もっと見る

Weblog」カテゴリの最新記事