嶋津隆文オフィシャルブログ

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ケネディ大統領の長女の駐日大使指名に思う

2013年07月22日 | Weblog

ホワイトハウスは、ルース駐日大使の後任にキャロライン・ケネディ弁護士を指名するようだとの報道がありました。あのケネディ大統領の長女です。政治的力量は分かりませんが、間違いなく明るい話題です。

私には、ケネディ大統領と聞くたびに思い出される一つの“縁”があります。ちょっとした私の宝物でもあります。

20年ほど前、ニューヨークの市役所に東京都の代表として駐在していた折に、私のカウンターパートの一人がギリアン・ソレンセン女史でした。何ともエレガントな女性で、しかもその夫君がセオドア・ソレンセン上院議員だったのです。ケネディ大統領の民主党の優秀なブレーンとして世界的に有名な人物です。

「国家が諸君のために何をするかでなく、諸君が国家のために何ができるか問おう」
Ask not what your country do for you:
Ask what you can do for your country. 

思い出す方も少なくないと思います。ケネディの大統領就任時の一節で、ワシントンのアーリントン墓地に眠るケネディ大統領の墓に刻まれている一文です。この歴史的名演説を起草したのが、他ならぬセオドア・ソレンセン氏であったのです。家族ぐるみの付き合いこそなかったものの、当時の私には極めて近い存在でした。

米国の近現代史そのものであるケネディ大統領と関わるこれら人物との“縁”。これは、間違いなく私にとっての宝ものなのです。それだけに、キャロライン女史の大使就任の正式報道を心待ちにする昨日今日なのです。


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