Yuhiの読書日記+α

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犯人に告ぐ

2009年05月05日 00時58分51秒 | 映画(は行)
雫井脩介の同名ベストセラー小説を映画化したもの。連続児童誘拐殺人事件の犯人と、事件を担当する心に傷を負った刑事の攻防戦を描く犯罪ドラマ。監督は瀧本智行、キャストは豊川悦司、石橋凌、笹野高史 松田美由紀、片岡礼子、小澤征悦他。

<あらすじ>
大晦日。神奈川県警の警視・巻島は、少年誘拐事件の捜査現場を仕切っていたが、一瞬の判断ミスで犯人を取り逃がす。翌日、少年は無残な遺体となって発見され、巻島は足柄署へ左遷となる。6年後、世間は川崎で起きた連続児童殺害事件に騒然となっていた。捜査が難航する中、足柄で実績を挙げていた巻島に白羽の矢が向けられる。県警本部の特別捜査官に返り咲いた巻島は、TV番組に出演し犯人を挑発するという、大胆な行動に出る…。(goo映画より)

マスコミを利用した「劇場型捜査」ということで、原作を読んだ時から映像で見たら面白いだろうなーと思っていました。
思った通り、序盤はなかなか面白かったです。マスコミを使って、犯人に呼び掛けるところなどは、小説で読んでるよりもリアルに感じられたということもあるし、またトヨエツの刑事らしくない刑事も役柄に合ってたと思いますし(笑)。

ただ、後半はなんだか尻すぼみ。原作を読んで内容を知っていたせいもあると思いますが、一番盛り上がって欲しいところがイマイチ盛り上がらなかったし。
警察内部での争いのところも、正直あまりよく分からなかったような気がします。
構成がよくないのか脚本がよくないのか、よく分かりませんが、面白さが半減してしまったのは事実ですね。

ちなみに、ラストのラストで、寝ていたヨエツがパッと目を開くシーン。あれがよく分からなかったです。何かを思い出したかのような雰囲気でしたけど、原作ではあんなのなかったハズなんですけどねー。うーん。あれは何が言いたかったんだろ・・・。