Yuhiの読書日記+α

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レミーのおいしいレストラン

2007年09月02日 00時41分27秒 | 映画(ら行)
今日は「映画の日」ということで、この作品を見てきました。
実はこれまで、アニメだし、子供向けでつまらないかなーと思って、ためらってきたのですが、意外や意外
大人が観ても充分面白いお話でした。


<あらすじ>
味覚・嗅覚に優れていたネズミのレミーは、今は亡き天才シェフのグストーに憧れ、フランス料理のシェフになることを夢見ていた。ネズミにとってレストランは「招かざる客」であって、かなわぬ夢であった。ある日、レミーは家族と離れ離れになり、パリにたどり着く。そして、あの憧れのグストーのレストランにたどり着く。そのレストランでは、雑用係りのリングイニがヘマをして、スープの味をめちゃくちゃにしてしまうのを目撃してしまった。思わずスープに手を加えてしまうが、それをリングイニに目撃されてしまい・・・。


アニメなので、最初は子供っぽい話なのかと思っていましたが、全然そんなことはなく、大人でも楽しめる、とても楽しいお話に仕上がってました。私も映画で大笑いをするなんて、本当に久しぶりだったのですが、何度も大笑いしてしまいました

ストーリー自体はごく単純ですが、ネズミであるがゆえにおこるレミーの冒険もスリリングに仕上がってましたし、またリングイニの恋愛、名声、挫折など、悲喜こもごもあって退屈しませんでした。それに、パリの夜景や風景なども、そてもリアルで美しかったですしね~。

とはいえ、やはりネズミが主人公ですから、レストランに大群で入ってこられては、衛生的にどうなのよ?と正直、思わずにいられませんでしたが、それにも勝る緩急をつけたストーリー展開に惹きこまれました。

グストーの言葉、「誰にでも料理はできる」「後ろを振り返ってばかりいると前には進めない」は、本当に奥が深い言葉ですね・・・。アニメだからと侮ってはダメだということを存分に気づかされました。
自分が忘れていた、夢を持つ事、そして夢に向かって突き進むことの大事さを教えられた気がします。
ホロリときたり、お腹をかかえて笑ったり、しんみりしたり、千円だからいいかと軽く観た映画だったのですが、充分千円以上の価値はありました。本当にいい映画でした。

ラタトゥイユが食べたい~♪