最近、私のヘビーローテーションな一曲はドビュッシーの「月の光」。これと「You raise me up」があれば、ゴハン三杯はいける!?(喰うのか?)
ああ誰か「月の光」でフィギュアを滑ってくれないだろか。ベートーベンじゃないよ。あれはあれでいいのだけど、ちょっと悲愴感ありすぎで重くって、私はドビュッシーの方がはるかに好き。なんかこう、穏やかな夜の海に月の光がキラキラ反射して、小さな船が音もなく進んでいく…みたいな。
FSだと時間足りないから、SPがいいかな。ジョニーがいいなあ~♪もう振付まで浮かぶ…。衣装はヒラヒラのしーするー系。ちょっとアブトのラフマニみたいなのがいいな(ジョニーはああいうタイプ=王子様のシャツブラウス系を余り着ない。いつも身体にぴったり系を着てる。ラインを出したいの?)。
ジェフや大ちゃんでもいいな。ジェフとドビュッシーなんて美しすぎ。不協和音でも乱調リズムでも何でもOKだ!まあ「ナコイガッチ」を演れたら、もう怖いモン無いでしょう…(どういう比較だ)。
「そして月は荒れた寺院に落ちる」とか「夢」とか「牧神の午後」とか、とにかくドビュッシーの音楽は、繊細で絵画的なのだ。きっとこの人は画家になりたかったんじゃないか、と思う。音符よりもメロディよりも先に、まず「絵」=「色」「フォルム」を、明確に頭に描いているのだと思う。
私は初めて「牧神」のレコードを、父のコレクションでこっそり聴いた時、「なんだか森の中で、けだる~い午後のお昼寝してるみたいだな~」と感じた。そして曲が進むと「なんだか事件が起きてひと悶着あって、また解決して元のさやに戻ったのかな~」とボンヤリ思った。
解説書を読んだら、その通りだったのでタマげた(笑)。
「牧神の午後への前奏曲」は、有名なディアギレフのバレエ小品があるが、森の中でまどろんでいる牧神(男性)の近くに、ニンフ(女神)たちが数人、泉で水浴びをする為に現れる。一番美しい、リーダー格のニンフを見初めた牧神はそっと近付き、求愛する。おびえるニンフ。しばらく追っかけっこが続き盛り上がる。やがてニンフは仲間達と行ってしまう。けれど牧神はニンフの美しさが忘れられない。岩の上の自分の居場所に一人で戻り、ニンフが残していった薄絹(ストール?)を身体の下に敷いてその面影を偲び、ふたたび午後の眠りの世界へ入っていく…。
「牛の神さん」ってことで、頭にツノ、身体はブチ模様です、当然。バレエ版でも一見してギョッとするよな衣装とメイク。
スケートは…確か、スタニック・ジャネットあたりが演ってたんだったっけ?かなり簡素化されていたので、正視するのはツラかったような記憶。あの時スケート靴は何色だったんだろ。ブチ模様のぴっちり総タイツ+黒いスケート靴では…ツラすぎる。バレエはほとんど裸足だから(まあバレエシューズはいてるけど目立たない)牛みたいなカッコしても男性の肉体美で魅せてしまうのだが、フィギュアで表現する際、一歩踏み外すと「着ぐるみ」になっちゃうものね…。
カナダのJ・ロビンソンや佐藤有香さんがこの「牧神」で滑ってたのだけど、やはり試合用には難しい。「どこでジャンプ跳ぶねん!」って感じ。でもジェニファーはかなりニンフのイメージは出ていて、サスガでした。
有香ちゃん版はかな~り前に、世界プロフィギュア(?)で見たのだけど、これはなかなかの「究極」。ほぼバレエのイメージを損なうことなく、幻想的で柔らかく、それこそ「絵」が思い浮かぶプログラムだったのだ。衣装も確か中間色の薄絹で、神々しくさえあった。やはりのこ曲は、なめらか系のスケートの人でないと、どだい無理なのかもしれない。でも振付師にとっては、振付がいがあるだろなあ。「亜麻色の髪の乙女」とかも見たい!
どうも最近のフィギュアのEXナンバーが、現代POPSのボーカルばっかりで物足りない~。「クラシックの夕べ」とかやってくれないかな。真夏の夜にね。野外の自然のリンクでもいいね。あ、夏は凍ってないか…。
ああ誰か「月の光」でフィギュアを滑ってくれないだろか。ベートーベンじゃないよ。あれはあれでいいのだけど、ちょっと悲愴感ありすぎで重くって、私はドビュッシーの方がはるかに好き。なんかこう、穏やかな夜の海に月の光がキラキラ反射して、小さな船が音もなく進んでいく…みたいな。
FSだと時間足りないから、SPがいいかな。ジョニーがいいなあ~♪もう振付まで浮かぶ…。衣装はヒラヒラのしーするー系。ちょっとアブトのラフマニみたいなのがいいな(ジョニーはああいうタイプ=王子様のシャツブラウス系を余り着ない。いつも身体にぴったり系を着てる。ラインを出したいの?)。
ジェフや大ちゃんでもいいな。ジェフとドビュッシーなんて美しすぎ。不協和音でも乱調リズムでも何でもOKだ!まあ「ナコイガッチ」を演れたら、もう怖いモン無いでしょう…(どういう比較だ)。
「そして月は荒れた寺院に落ちる」とか「夢」とか「牧神の午後」とか、とにかくドビュッシーの音楽は、繊細で絵画的なのだ。きっとこの人は画家になりたかったんじゃないか、と思う。音符よりもメロディよりも先に、まず「絵」=「色」「フォルム」を、明確に頭に描いているのだと思う。
私は初めて「牧神」のレコードを、父のコレクションでこっそり聴いた時、「なんだか森の中で、けだる~い午後のお昼寝してるみたいだな~」と感じた。そして曲が進むと「なんだか事件が起きてひと悶着あって、また解決して元のさやに戻ったのかな~」とボンヤリ思った。
解説書を読んだら、その通りだったのでタマげた(笑)。
「牧神の午後への前奏曲」は、有名なディアギレフのバレエ小品があるが、森の中でまどろんでいる牧神(男性)の近くに、ニンフ(女神)たちが数人、泉で水浴びをする為に現れる。一番美しい、リーダー格のニンフを見初めた牧神はそっと近付き、求愛する。おびえるニンフ。しばらく追っかけっこが続き盛り上がる。やがてニンフは仲間達と行ってしまう。けれど牧神はニンフの美しさが忘れられない。岩の上の自分の居場所に一人で戻り、ニンフが残していった薄絹(ストール?)を身体の下に敷いてその面影を偲び、ふたたび午後の眠りの世界へ入っていく…。
「牛の神さん」ってことで、頭にツノ、身体はブチ模様です、当然。バレエ版でも一見してギョッとするよな衣装とメイク。
スケートは…確か、スタニック・ジャネットあたりが演ってたんだったっけ?かなり簡素化されていたので、正視するのはツラかったような記憶。あの時スケート靴は何色だったんだろ。ブチ模様のぴっちり総タイツ+黒いスケート靴では…ツラすぎる。バレエはほとんど裸足だから(まあバレエシューズはいてるけど目立たない)牛みたいなカッコしても男性の肉体美で魅せてしまうのだが、フィギュアで表現する際、一歩踏み外すと「着ぐるみ」になっちゃうものね…。
カナダのJ・ロビンソンや佐藤有香さんがこの「牧神」で滑ってたのだけど、やはり試合用には難しい。「どこでジャンプ跳ぶねん!」って感じ。でもジェニファーはかなりニンフのイメージは出ていて、サスガでした。
有香ちゃん版はかな~り前に、世界プロフィギュア(?)で見たのだけど、これはなかなかの「究極」。ほぼバレエのイメージを損なうことなく、幻想的で柔らかく、それこそ「絵」が思い浮かぶプログラムだったのだ。衣装も確か中間色の薄絹で、神々しくさえあった。やはりのこ曲は、なめらか系のスケートの人でないと、どだい無理なのかもしれない。でも振付師にとっては、振付がいがあるだろなあ。「亜麻色の髪の乙女」とかも見たい!
どうも最近のフィギュアのEXナンバーが、現代POPSのボーカルばっかりで物足りない~。「クラシックの夕べ」とかやってくれないかな。真夏の夜にね。野外の自然のリンクでもいいね。あ、夏は凍ってないか…。
ドビュッシーの「月の光」、私も大好き。
ジョニー滑ってくれないかな~・・・。
ヒラヒラ衣装も見たいよね。確かにジョニーってヒラヒラ着ないわね、似合うと思うのに。
「クラシックの夕べ」、いいねえ・・・。
ジョン・カリーさんがやっていたバレエをフィギュアでみたいなのも見たい~。
…「お元気」なはずなんですが、5月に個展があるのでかなり血管ブチ切れそうです…。
うんうん。ドビュッシーは幻想的で美しいわよね。ジョン・カリーさんのアイスショーも、死ぬまでにもう一度(笑)。見たいですわ。昔は「亡き王女のためのパヴァーヌ」とか、EXであったんだけどなあ。
ジョニー、「白鳥」は極めつけで良かったよね。やっぱりクラシックが似合うと思うんだけど、もーこーなったら振付も曲も凝りまくって、個性的なものにして欲しいです。クリムキンの領域までいくとか(笑)。
あとは…FSの長丁場をどう乗り切るかがモンダイなんでしょうねえ。
今年もタラソワさん続行なのかな…だとしたらヒップホップは有り得ないか(笑)。
最近、超過激な牧神をみたところなので妙に感慨深いモノがありました。そういえば、ニジンスキーの牧神も貴女から借りたビデオで初めて見たように思います。
こちらは先日より「彼がラヴェルのボレロを選んだら、どう演技するか?」の妄想にとりつかれています。コスチュームはバレエみたいにシンプルなものか、いやいやヒラヒラしててもいい、等々。25才くらいでやってほしいなーと、こっそり願っております。いかがでしょう?
マリー・シュイナールって名前は聞いたことあるけど、日本で上演してたんですねえ。私も「そっち系」好きなんで興味あるわあ(笑)。
「牧神」はNYシティバレエ(バランシン)版も大好きです。結構いろんな振付があるね。
>かんさん、「ボレロ」はズーリン+アブトを見る限りでは「体力勝負」かと(笑)。
でも、やりがいありそう~うんうん。私も俄然その気になってきました!一票!
(ただジャンプ入らないと苦しいですねえ…)
25歳でスタミナ間に合うかなあ(笑)。でも挑んで欲しい。
御本人は「ボレロ」のバレエとか見ないのかしらね(見てよ!こら!)。
あの男女カップルのヤツですね。ああいうの好きだわ。
フィギュアでバランシン的なのをやってほしいです…難しそうだけど。