上砂理佳のうぐいす日記

7月18日(木)~23日(火)まで、茶屋町の「ギャラリー四匹の猫」で「夏への扉」展に参加します★

番外編★なみはやEX・2

2007-03-30 | 06-07 コンペとショー
 25分の休憩時間に、私と対角線上にあるリンク背面側のスタンドへ遠征。Kちゃん御一行様とごあいさつ。スタンド最前列だけどかなり中央寄りで良席じゃ。盛りあがってるなあ。
帰ろうとしたら、下の1階席で突然「大ちゃん・生(ナマ)インタビュー」が始まったので、近くまで移動して観覧。選手登場口辺りでじゅんじゅん、関西TVアナと一緒に収録してます。4月1日のTV放映で映るのかな。あっちゅうまに人だかりが。
「メダルの余韻はもう今は無い。次の事を考えています。」ということでした。切り替えはやっ(笑)。でも当然なのかもね。「銀メダルという結果は得られたけれど、“勝った”という気はしないです。」とも。あとはまあ、今までのインタビューと同じ様な内容かな。じゅんじゅんは、あのFSはナマで見られなかったそうで(実況席に居なかったっけ?)録画を見て感動していたそうですが。
関西テレビは結構いつも「関大コンビ」イチオシ扱いです。つうことは、美姫ちゃん・真央ちゃんは名古屋でインタビューがあるのかなー。

★第二部★
織田君、パン&トン、真央ちゃん、大ちゃん、デンコワ&スタビスキー、ジュベール、シェン&ツァオ、美姫ちゃん…の順番です。さすがにちょっと寂しい~。マリ&パト組もベルビン&アゴストも、ライサもトーマス君もキミーちゃんも居ないのだからー。贅沢言えないけど、地方バージョンは東京とえらく違うよ…(いじいじ)。
織田君は「Fly Me~」ボーカル版。ジャケット着用(でもすぐ脱ぐ)版です。
最初のアクセルは今日は3ループに変更。あとのジャンプも軽く決めてました。試合の重圧から解放されて、楽しげに滑って…これがSPで出来ていたら…(てんてんてん)。悔やまれるけれど、とりあえず目の前のジャパンオープンが楽しみです。「ミッション~」はね。試合の時はもう楽しむどころではなく、いっぱいいっぱいだったので、今度は楽しみますよ。もう(TVだけど)。
私、今日が彼の誕生日だとばかり思っていたんですが違いますね。25日でしたね(Tちゃん、ごめんー)。今回は、大ちゃんと織田君には誕生日プレゼントを持ってきたんだよ。織田君にはクマで、大ちゃんには羊なのよ(笑)。

パン&トンの華麗なペア、大技のリフトばかりに頼らず表現力で魅せてくれました。スロージャンプも見事。ツイストは高い!大きな拍手。
真央ちゃんは「ハバネラ」。今日はジャンプとスピンがいまひとつ調子が上がらず、あやや…と思わせる場面も。ランビエールと同じで、金メダルだったらもっとテンションが上がっていたのかもしれない。でも、アリーナ最前列(氷上の特別席)のお客さんは、キュートな真央ちゃんが近付くとむっちゃ嬉しそうだったなあ(笑)。3アクセルは挑まず、でも2アクセルでもお客さんは湧くので、それでいいのではないかと。片手ビールマンはお見事。
真央ちゃん、お疲れ様。4回転ループも期待しています。

普通だと、大ちゃん→真央ちゃんの順番なんだけど、あえて変えてあるところに、「地元」感が。アンコールは1位の人しかないと思ってたので、なんとなく拍手が静まっていったところへ「みなさん~もう一度、演技を見たいと思いませんか~?」と再登場を促すアナウンス。そういう台本なら、最初からそうと言っておいてください(笑)。アンコールはノクターンの前半まででした。3フリップ、3ルッツの着氷がやや危なかったので、「やっちゃった」と苦笑する大ちゃんに久々に笑った(笑)。
「ロクサーヌのタンゴ・ボーカル版」は、私はもう、ナマでは見納めです(たぶん)。ジャンプはいつも通りきっちり。3アクセルをクリーンに決めた人は、結局この日は大ちゃんだけだったので大きく湧きました(どうも私の隣の女性はナマ3アクセルが初だったようで、「すごーい」と喜んでいました。あー良かった)。
今季はこの「3アクセル・磐石」が効きました。あれほどパンクしていたのが…着氷で回り込んでいたのがウソのようです。もう、私が念力で立たせなくても(笑)、大ちゃんは自力で綺麗に着氷するのです。GOE最高点も頷けます。キャンベル、スケカナは何だったんでしょうか。
程良いテンションで、グイングインと進むターン、「悶え苦しむ踊り」でターゲットにされたアリーナの女性が大喜びであることが、上からも見てとれました。アレの為に大枚23000円を投入しても、決して惜しくはないでしょう(ホンマかいな・笑)。
バレエジャンプも大きく、東京、長野EXと変わらない出来だったんじゃないかな。大きな拍手を貰いましたが、相変わらず私の周りのお客さんは立たない(笑)。後ろのお客さんには悪いけど、いいやい。立っちゃお。
大ちゃんは、試合よりもEXの方が「スケートが良く滑ってる」…ことは多々ありますが、段々その落差は無くなってきたようにも思います。やっぱり試合はジャンプ全部入れないといけないしねー。同じ滑りをするのは難しいんだろな。
疲れる事もなく、銀メダルという地位にふさわしい滑りを披露出来ました。今日は「関西だから特別のファンがいる」という事もなかったような。関大応援団も不在だったのか。私が見落としただけかな。ヘンな話ですが、東京が一番、大ちゃんのファンが多いように思うんですが。関西はやはり、真央ちゃん、美姫ちゃん、しーちゃん、ゆかりん、という「女子メジャーどころ」に湧く地って感じです。

それにしても、私はこのチケットを申し込む時点では「いちかばちか」だったのです。ジョニーが来るのかジェフが来るのかライサになるのか、全く解らない。でも、ジョニーは正直言って今季は難しいかな…と思っていました。このワールドには間に合わないかも。でも4位か5位なら入れるかも、と。
日本男子は2人とも日本人枠で出るのは解ってたけど、やはり「メダリストとして」見たい気持ちは強かった。それって、夢物語なのかな。いやそんな事はないよね…今季の調子なら、メダリストとしてコールされるよね…私が甘いだけなのかな。
けっこう葛藤しながら今日まで待っていたのですが、最高の形で関西へ凱旋できた事が幸福で、涙すら出そう。あの、試合の時の「戦う高橋」とは別人に思えましたが(それはどの選手でも同じだけど)、大きな大きなものを乗り越えた安堵感でいっぱいになりました。
(つづく)
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