上砂理佳のうぐいす日記

7月18日(木)~23日(火)まで、茶屋町の「ギャラリー四匹の猫」で「夏への扉」展に参加します★

ギャラリーという空間★

2018-06-07 | うぐいすとお仕事


ヒロ画廊さんの外観です。プラネタリウムのような?



以前と変わらない、玄関前の可愛いお庭。ここ大好きです!



長いエントランスを入っていくと




こんな感じで飾ってもらってます。
今回は、鹿児島の展覧会の時に出品させてもらった「西郷どん、海へ!」も出しました。
イルカに乗って夏の空へ飛ぶ姿は、初夏にふさわしいと思って。
そして何より今年の大河ドラマは「西郷どん」ですから(笑)。
描いていた時は、まさかドラマになるとは思ってませんでしたが、鹿児島へ行った時、地元の方々の「桜島愛」「鹿児島愛」「西郷どん愛」をひしひしと感じました。だからなんだか嬉しかったです。



ヒロさんは、メインルームの壁が「アール状」になっていて、そこへ絵を架けるにはどうしたらいいか?建築家の方と相当打ち合わせされたようです。
でも確かに、「まっすぐ」よりも、弧を描いていた方が、広がりを感じていいですね。

今まで展覧会をしてこられた作家さんたちのリーフレットも、沢山見せてもらいました。
どの方達も、それぞれの人生があって年輪があって、興味深いインタビューと写真。
「作る人」って何なんだろな。作らずにおれないのか。作る運命なのか。
オーナー氏ともいろんなお話をさせてもらいました。
いつも思いますが、「ギャラリー空間」「アートな空間」が好きです。
情報量が制御されて、「作品」と「見る自分」のふたつしか存在しない。
純粋な対話の世界というか。
ふだん、情報がいっぱいの現実世界にいるからか、ギャラリーで研ぎ澄まされたような感覚になることが、大好きです。



あ、これは帰りに送ってもらった「橋本」の駅前にあった「まことちゃん」!
楳図かずお氏は奈良だったのでは?でも撮影しておきました(笑)★
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ヒロ画廊さんで展覧会★

2018-05-30 | うぐいすとお仕事
和歌山は橋本市のヒロ画廊さんで、二年ぶりに展覧会をさせて頂きます。

★上砂理佳展 
  ヒロ画廊
   〒648-0043 橋本市学文路861 T/F 0736-32-8320
★2018年6月1日(金)~6月10日(日)
★11~18時open 会期中無休

今回は、新作含め銅版画メインで水彩画も出しております。40点ぐらいです。
写真のようなリーフレットを作って頂きました。
リーフレット用の取材をしてもらったのは3月末で、桜が満開のころ。
自分の迷いやモロモロの気持ちを、一杯喋ってしまって、なんだか今読み返したら恥ずかしい(^_^;)
でも、絵を描いていたら「その時の自分」が正直に出てしまうので、もう今さら恥ずかしくないのかな(笑)。

「学文路」と書いて「かむろ」と読みます。
なんばから南海高野線で一時間。のどかなところにお洒落なギャラリーがありますよ。
なんだか時が止まったみたい(!) 
いちばん初めに画廊に伺った際は、小さな学文路駅から本当にたどりつけるのか不安でしたが(笑)、慣れるとスグでした。
前回の展覧会は2年前の春・3月でしたが、今回は初夏。
出品内容も、季節を意識したものになっております★
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W・モリス的★

2018-05-21 | うぐいすとお仕事


このあいだ、先輩に額縁を借りてきたのですが。
アンティークなもんで、額縁そのものは状態がいいんだけど「箱」がボロボロ。
「ごめんね~。テキトーにして」と先輩は言っていたけど、さすがにこれでは他人様には見せられないので、考えた末にリニューアル。



「そうだ!」
ウィリアム・モリス柄の壁紙を、A&Cギャラリーで買ってあったので、貼ってみることに。そしたらこれがサイズがピタリ。

靱公園そばにあるA&Cギャラリーは、アンティークのお店です。
この壁紙は小さい端切れだったので、200円ぐらいでした(安い!)
残念ながらシールタイプではないので、裏にスプレー糊(ボンド)を吹きかけて貼ることになりますが。
「いつか使おう」「いつか使うはず」と思って買っておいて、そのまま何年も過ぎる…パターンに陥るところでしたが、やっと活用出来て満足★
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カルテット★

2018-02-22 | うぐいすとお仕事

 「カルテット」 水彩画 180×120mm

福屋広島駅前店での個展も先日、無事に終了しました。
足を運んで頂いたお客様はもちろん、細々とお世話頂いた店舗スタッフの皆様、まことにありがとうございました。
まだ残っている分の版画に関しては、今後、他のデパートの店舗で特集して展示してもらえるかと思いますので、その際はまたブログでお知らせいたします。
広島はやっぱり独特の?空気が流れているような感じがします。
大阪は気忙しい~って感じ。。。そうでもないかな。
今回はトンボ帰りでした。あたたかくなったらまたゆっくり広島・尾道に行きたいな。
JRの「おとなび」は、旅好きの強い味方(笑)。
↑「カルテット」は今回の新作水彩画ですが、「男の子&女の子」+「猫のカップル」で4人の作る物語です(2人+2匹)。
一人より二人、二人より三人、三人より四人…どうも私は人数が多い方が好きなのです。
お互いが共鳴しあう、影響しあうことによって、変化が生じる。そこが好き。

さてフィギュアはアイスダンスの「カルテット」。
金メダル争いの二組、カナダ組とフランス組が「抜けてる」ハイレベルで凄かったです。
どちらも世界最高得点更新。極限の美を競い合う。
フリーはフランス組が1位で、ショートダンス1位だったカナダ組が逃げ切りました。。。。
私はテッサ&スコット組も大好きなんだけど、今回も最高の出来だったけど、やはりパパダキス&シゼロン組の「新しいダンス」の魅力に取りつかれています。アイスダンスの革命といっていい。でも、ダンスそのものの好みはシブタニズかな?
銅メダルにマイヤ&アレックスの「渋谷兄妹」の二人が入りました。アジア系として初の五輪メダル。素晴らしいテンションと、フリーの曲が感動的で良かったです。
いやはやアイスダンスはどのカップルも素晴らしく甲乙つけがたいので、もう「個人の好み」。
あとは女子シングルのみだけど…ザギトワちゃんが15歳で優勝したら、先輩のメドヴェージェワが気の毒な感じがするので、う~ん。ここはメドヴェージェワに1票!
日本の二人も素晴らしいSPだったので、銅メダルのチャンスあり?★

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「光の道」を行く★

2018-02-19 | うぐいすとお仕事

 「ラ・ストラーダ~道~」 水彩画 400×580mm(部分)

ということで、「広島はもみじまんじゅう!」「広島はカープ!」を実感しまくって帰阪した次第です~。
もみじまんじゅうは母のリクエスト。いろんな味があって美味しいね 
私の隣で中国人らしきおじさんが100個位爆買いしてはったけど、大丈夫かい。
個展ではお土産に沢山お菓子も頂いてしまい、恐縮してます。ありがとうございました。少しずつ頂きます。こちらからのお土産はポストカードを用意していったのですが、受け取ってもらえたかな。
ショップの方に頂いた「ポワブリエール」という店の「AOGIRI(アオギリ)」というお菓子がありまして、昨夜(こっそり)食べちゃった。「広島みやげグランプリ委員会大賞受賞」とあるよ。広島の八朔ジャムをはさんだサブレなんです。これが超美味しい。
広島は外国人観光客の方々も多く、そして人も空気もとてもあったかく感じました。大阪帰ってきたら寒かった~。あ、「人」はあったかいよ。大阪は(笑)。
やっぱり瀬戸内の「あの感じ」なのね。そして尾道の絵もご好評を頂きまして、「尾道愛」もヒシヒシ感じました。
大阪人はどうだろう。ここまで郷土愛あるかなあ。そして阪神タイガース愛も…やっぱ優勝しないとアカンわねえ。
(そしてどーでもいいんですが)「エスカレーターの立ち方」が、大阪は「右に立って左を空ける」なのに、広島逆なんですね。あれ。そうだったっけ。京都も逆。名古屋も逆。九州は…どうだったっけ。やっぱり大阪は独自文化を貫いてるんだろうか(ほんとにどうでもいい)。

↑「ラ・ストラーダ~道~」の絵は、とにかく「光の道を進む少年」を描きたかったです。
もちろん、高橋大輔選手のバンクーバー五輪のフリープログラムの曲名ですね。
イタリアの古い同名映画の音楽ですが、喜劇と悲劇が入り混じった独特のメロディ。
「いろんなことがあるけど、道は続いていくよ。人生も“道”だよ」
何かそういうイメージを受け取り、春の空気をまとった村へ続く一本道を、郵便配達の男の子が走っていく設定にしました。
以前、「郵便配達少年」という絵を描いて…かなり昔です。あのころインターネットが普及し始めて、電子メール全盛になってきて。
何か寂しさを感じ、「メールでは伝わらない。僕の心は」と解説を書いた記憶があります。
今でも私はよく手紙を書きますが、「手紙を届ける人」は、「幸福配達人」みたいに思ってる。
その先には、光あれ、とも思う。
そんな思いで描いた絵の一部分です★
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「平和の祈り」とアリオナの涙★

2018-02-15 | うぐいすとお仕事

 「平和の祈り」 水彩画 190×110mm

広島を訪れるたびに、平和記念公園の方へバスで行くのですが。
児童文学者・鈴木三重吉の記念碑が、川沿いに作られていました。
その像は原爆と直接の関わりはないそうですが、鳩を大事そうに抱く男の子と姉らしき女の子。
とても可愛く無垢で魅かれました。
すぐそばに原爆ドームが見えるところです。
まるで、祈りをささげているように見えました。
公園の鳩の群れと、あの子供の像のイメージで、いつか描きたいな、と思っていました。
四ツ葉のクローバーは、幸せの象徴として。
川べりを歩くと、様々な思いがこみ上げます。今は穏やかな流れに青い空が広がります。

さて、五輪フィギュア・ペアのフリーが終わり
NHKの公式サイト。まず「見逃し動画」でSPをおさらい(なんで放送ないの~)
今日は第三グループからライブでフリー。
いやはや! すごかった
どの組もものすごい気迫で…ユー・ジャンだけが元気なくて心配でしたが。
私の御贔屓、ジェイムズ&シプレ組は5位入賞。4サル転倒したけどしゃーない。精一杯やった!
マルケイ&ホタレックはやはり、団体と同じく素晴らしい出来でした。大歓声。
最終組のトップバッター、サフチェンコ&マッソーが素晴らしい演技で。。。
神でした。ひたすら神でした。
最後、アリオナが倒れ込んじゃった!それほど集中してました。いつまでも抱き合う二人よ。
天井点で出てどうなるかな~と思ったけど、続くデュハメル&ラドフォードも素晴らしく
メーガンがちょっとソロジャンプで転倒しかけたミス以外は、テンションも最高。
満足している二人が嬉しいです。
もう正直ピークを過ぎて迎える五輪に思えたから、ギリギリ間に合った!とすら思いました。
スイ&ハンが大本命でしたが、なぜかお互いに一つずつジャンプミス!
でもスロージャンプもツイストも、独特の「つなぎ」も完璧でした
どうなるかな~と思ったけど、わずかの差で2位と出て、ちょっと泣きそう。。。
金メダル狙ってたものね。でも素晴らしかった!
最終滑走のタラソワ&モロゾフさん(最強のお名前)ですが、ちょっと固くなっていたような。
優勝を意識したのか。大きなミスが二つあり、金メダルは掌からこぼれ落ちていきました。
でも、スイ&ハンもタラ&モロさんも、まだまだ若いから次もその次もある。
サフチェンコもデュハメルたちも、これで最後だもの(多分)。
だからメダル獲れてうれしい。泣いた~

アリオナさんは五輪5回出場ということは、なんと2002年のソルトレイク五輪から!
16年前でっせ!まだ旧採点法時代ですよ!
思わず本棚のソルトレイク特集のWFSをひも解いてみたら、その時はなんとモロゾフ(スタニスラフさんの方)と組んで15位。認識なかったー。その頃はウクライナ国籍。
んでトリノ五輪は、ゾルコビーと組んでドイツから出て6位。この頃からグングン上がってきて私も大好きなペアになりました。芸術的で独創的なプロ作りがいいんです。
次のバンクーバーは銅メダル。ここで引退かと思いきやソチ五輪で再び銅メダル。
そして相方ゾルコビーは遂に引退。どうなることかと思ったら新たにマッソーと組んで再出発。
パートナー探しや国籍問題や靭帯断裂やらいろいろありながら、遂に遂に金メダル
サフチェンコの号泣に、長い長い道のりを思い、私も貰い泣き。
もうこんな選手って出ないような気がする。元パートナーのゾルコビーは今、何思う。。。
あきらめないアリオナに、フィギュアの神様がご褒美をくれたような気がした瞬間でした★
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尾道といえば★

2018-02-13 | うぐいすとお仕事

 「芙美子と尾道」 水彩画 205×150mm

↑広島個展ということで、前回・今回と宮島モチーフの絵を描いたので、
今回は「尾道」もトライしてみました。
林芙美子の碑の前で、むか~し記念写真撮りましたねえ~。
もう何年前なんだろう(笑)。友達と尾道から因島へめぐったことを思い出します。
私の若い頃って、尾道といえば「大林監督」でした。
映画「時をかける少女」などで有名な方ですね。ロケ地跡とか(今で言う“聖地”)、
大林監督ゆかりの喫茶店とか訪れるのが、なんだか「若者のお約束」でした。

私は瀬戸内のあの空気感がすごく好きで、旅行したときも、
「思ってた通り!」の感覚でした。
のんびり時間が流れていて、海からの風を全身で感じ気持ちがスコーンと抜けていく。
海はキラキラ太陽を反射していて、波はあくまでも穏やか。
きつい坂道を友達とフウフウ言いながら、笑い合いながら上がっていきました。

芙美子が瀬戸内の海を見つめながら育って、何を思っていたのか。
思いをめぐらせるのも楽しい。
そして、芙美子さんの生きている時代は、尾道大橋も当然なかったわけですが、
妄想で(笑)登場させてみました。
(彼女の生家からこうは見えなかったでしょうがこれも妄想)
「放浪記」は、泣けてくるお話で、女の人生ってなんじゃろな、と考えさせられます。
これはまた別に感想を書こうと思います★
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雪列車★

2017-12-02 | うぐいすとお仕事

「雪列車」 銅版画 一版手彩色 170×125mm

「猫とお嬢さん」のシリーズの「冬」編です。
「旅のしたく」で新しい道に踏み出したお嬢さんは、都会に出ました。
はなやかな街で働いてすっかりお洒落ないでたちに。
椿の大柄の羽織に、上質な毛糸のショール。帽子に手袋、ビーズのハンドバッグ。
髪もボブカットにして、流行りの「モダンガール」の出来上がりです!

ところが故郷から手紙が来て、汽車で帰省することになりました。
夕暮れて雪が降り出し、窓の外はどんどん荒涼とした田舎の風景になっていきます。
車内の広告に描かれたワインで乾杯する男女は、彼女の心情を暗示しているのか。。。(って感じにしたかった)
来た手紙を読み返しながら、物思いにふけるお嬢さんを、不思議そうに見つめる相棒の(?)猫。
いや相棒なのか行きずりの猫なのかわかりませんが。
手紙の内容は。。。なんなのでしょう。

最初、紫色バージョンで刷っていたのですが(「ボク旅展」ではそれで出していました)、やっぱり思い直して「小豆色バージョン」にして販売始めました。
ページワンさん楽天ネットショップは終了しましたが、店舗では引き続き販売中です。

昔の「汽車」の車内って、うっすら覚えてますよ。
椅子が木製(?)で座面が硬いし、窓も固くてなかなか開かないから、前の席のおっちゃん「えいしょっ」って開けてくれたりしました。
ウチの家も、田舎に行く「ガタゴト列車」でしたから、だんだん風景が町から田舎っぽくなっていくのが、なつかしくもあり寂しくもあり★
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旅のしたく★

2017-11-06 | うぐいすとお仕事


宇都宮から日光に旅してきたのですが、まだ写真が整理出来ておらず。
先にこの秋の新作版画を。
「旅のしたく」というタイトルです。
グループ展にも出していました。「猫と娘さん」シリーズの秋編です。

春の「コマチ猫ざんまい」ときて、夏の「宵宮花火」。
娘さんは夏に恋をして、秋には結婚した(?)
でもやはり自由な身になりたくて。。。
ちょっと「旅に出てきます」。
大きなカバンと、愛読書の林芙美子「放浪記」を持って。
仲良しの猫たちともお別れですが、木の上の猫は「一緒に行くぜ」とばかりに自分も旅じたく。
地味めの着物と髪ですが、なんせこっそり家を出てきたので、目立ってはいけない(笑)。
グループ展の時も、「この娘さんは、ずっと同じ人物なの?」と聞かれましたが、同じ人でもあるような、違う人でもあるような。
「私の中の娘さん」という感じです。だから自分自身なのか(笑)。
猫を抱くポーズは、かなり夢二の「黒船屋」に影響を受けてます。
はい、大ファンですから。
猫を抱く「やさしい手」が好きなんですよね。
だから、指や、体のしなり方なんかは、こだわって何度も描き直しました。

林芙美子の「放浪記」ですが、すんごく面白くて波乱万丈なんですよね。
私の好きな作家さん、林真理子さんと群ようこさんが推奨してて、文庫を買って読みました。
最初の方は「貧しさの極み」って感じで、それでもめげずに生きていく姿に涙が出てきます。
今、「花子とアン」の再放送をBSでやってるのですが、ちょっとカブりますね。
昔の女性が自立して生きていくって、本当に大変だったんだ…。だから強くなるのかな。
最初、版画の構図のベンチには、カバンしかなかったんですが、なんかそれだと寂しい。
それで、本と、ささやかな野の花束を置きました。
花束は、「自分自身へのエール」の象徴として。

★★★おしらせ★★★
ギャラリー・ページワンさんの楽天ショップは、10月20日をもち閉店となりました。
が、上砂の版画は変わらずページワンさんで販売中です。
お問い合わせはページワンさんか、またはこのブログにコメントを入れてください。
よろしくお願いします。
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ボク旅展vol.3は雨だった…でも★

2017-10-28 | うぐいすとお仕事


最終日、ギャラリー道へ向かう私は、さんさんと輝く太陽を浴びていました。
搬入日と全く同じです。汗ばむぐらいです。大阪は中之島も久々の陽射しでした。
なのになのに、12日間の展示会中、9日間は雨。うち1日は台風で早じまいという。
これからは「芸術の秋」「スポーツの秋」は、ヤバイのかもしれません?


展示全体のようす。朝だからまだ暗め。でも、靱公園の木々が綺麗なんです。


初回からずっと参加のくわじまひろこさん。イラストレーターだけど漫画家さんでもある?
今回は額に入れないで、黒い紙に貼って、写真のポジプリントみたいです。


隣の上砂のコーナー。マトリョーシカと、絵葉書、ミニカード、などなど。


「森が呼んでいる」と、左は新作の「旅のしたく」版画です。
「猫と娘さん」のシリーズです。ずっと着物で、「和」シリーズ。
今回は、秋の「旅のしたく」と冬の「雪列車」を、新作として出しています。
一番左が、春に出した「コマチ猫ざんまい」。


私の左隣りの、音納三千子さん。あたたかなやわらかいイラストで、気持ちが落ち着きます。


初参加の水野三智さん。樹脂粘土で作った花と、緻密なイラストも描いています。


押し花のMaryさん。お嬢さんがフィギュアスケートの選手とか。
なので、スケートをやっている女の子が!華やかな押し花といろんな素材でコラージュ。


Maryさんと右は、クイリング・アートのふなこしきよこさん。
クイリングとは、細い紙をくるくると巻いて形にして、花のように作っていく工芸です。
今回はワークショップもあって盛況でした。


右がMaryさんの「小さい額の押し花とフェーブ」シリーズ。
左がふなこしさんの非売品。東洋のイメージのクイリング作品でした。
★「フェーブ」とは、パイやケーキの中に入れて、切り分ける時にナイフにカチンと当たったら、その人に幸運が…っていう、アレです。いろんな形のフェーブがあります。


初参加のtaetaeさん。明るいイラストと樹脂のお花。最後に参加してくれたのにしっかり「旅」のイラスト用意してくれました。


初回からずっと参加のMa*LuLuさん。
皮で小物・アクセサリーを作る作家さんです。初めての壁を使った展示で、大好評でした。


今回は、玄関入ってすぐのコーナーに、「みんなのコーナー」を設けました。
15センチぐらいの箱に、小さな作品を入れて、積み木の如く積み重ねてみました。
実は箱どうしは「ひっつき虫」で、くっつけているのですが、初日に来られた方が一番上のBOXを持ち上げて見ようとしたところ、全部の箱がくっついてきてしまい、アワワワ(笑)。
あわてて、注釈をつけました。
私は、DMに使用した「空飛び猫」(イエローマントのバージョン)を、浅葱色にペイントしたBOXに入れてます。

「お客様へのごあいさつ」の額を作っている時、第一回の「ボクは度に出る」のDMを確認。
第一回目は、2014年の春。
第二回目は、2015年の秋。
そして今回、第三回目は2017年秋。
初回から、4年半経ちました!オリンピックよりは早いサイクル(笑)。
でも、「もう4年半も!」ってビックリです。

お越し頂いた皆様、ほっこりしてもらえたでしょうか。
雨続きで、本当になんとも~申し訳ない~って感じです。
お天気良かったら、靱公園のバラ祭りに、誘導するつもりが。なんとも。
そんな今日も台風22号なんですが!★

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秋のマトリョーシカ・ストラップ★

2017-10-23 | うぐいすとお仕事

デジカメの接続故障で、ずずっとアップできませんでしたが、やっと治りました(涙)。
今回の「ボク旅展」で出していたマトリョーシカ・ストラップシリーズです。
これは「猫ばっか」シリーズ。
左の2体は旧作で、「春のお嬢さんcat」と「ヒゲボーボーおじいさんcat」
三番目から「マロン大好きcat」、「Sweetpotato cat」、「Cafe cat」となります。


後ろ姿


これは、「猫じゃない」シリーズ。
一番左の「イケメンお兄さん」は、真夏の夜の夢展に出していたものです。あとは新作で、
左から、「ハロウィンおばけ」「ステージのお嬢さん」「天使の歌声お嬢さん」「森の精のお嬢さん」。


後ろ姿はこんな感じです。


今回の猫シリーズで好きなのは、マロンcat。栗が丹波栗です(笑)。
「招き猫」シリーズをずっとやっていたので、何か胸に持たせたくなりました。
というか、何か持ってないと落ち着かない(笑)。


猫以外で好きなのは、「ハロウィンおばけ」。
初めておばけ作りました(笑)。
でも、「おばけ」って描きようがないのね。。。なので、紫の髪の毛のカツラをかぶっていただきました。見えませんが、小さな帽子もかぶっています。
これも胸が寂しいので、カボチャを持たせました。

ボク旅展で今日までに売れた作品は、「天使の歌声」「森の精」「cafe cat」「ハロウィンおばけ」。だんだん絵柄が細かくなってきて制作時間かかり過ぎ(笑)。
ゾンビのマトリョも作ってみたいけど、多分売れない。。。
今回、ストラップからネックレスに交換ご希望頂いたものは、後日レターパックでのお送りとさせてもらってます。

明日火曜で最終日です。終了は16時なのでご注意を!
上砂は11~16時当番なのですが、もし食事に出ていたら呼び出してください~★
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お越しありがとうございました★

2017-07-18 | うぐいすとお仕事
本日で「真夏の夜の夢」展、無事に終了しました。
お越し頂いた皆様、暑い中ありがとうございました

(追記)
エントランスに飾られていた、てらおなみさんの人形です。
すごーく人目を引きました!
今回もまた新しい作家さんとの出会いがあり、様々なお話も出来て楽しかった

「ちょこちょこ」平日に顔出ししていたのですが、お会い出来なかった方すみません。でも、頂いたメッセージ読みました。励みになります。マトリョーシカは好評で、これからもまた作ろうかな。

次回は秋、10月後半に靱公園の「ギャラリー道」で「ボクは旅に出る vol.3」8人の作家で展覧会を開催します。
その頃はすっかり涼しく。。。今はとにかく暑い(笑)★

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真夏の夜の夢展・その3★

2017-07-15 | うぐいすとお仕事
「ギャラリー4匹の猫」での「真夏の夜の夢展」は7/18(火)午後五時までです。
引き続き、今度は2階の展示作品を。


篠原奈穂子さん。水彩画です。
私が前からファンで、個展も見に行かせてもらいました。
このギャラリーで知った作家さんです。刻々と移り変わる風景を、水彩のにじみやぼかしを巧みに使って描写されれます。


∞Mikaさん
東京は藤沢を拠点に活動されているアーティスト。絵もアクセサリーも作られるそうです。
私はまだお会いしてないのですが、スピリチュアルなものが。。。
三番目の写真の絵の、中央に触れたら、何かが起こるらしいです(触ってきました笑)!


以前も御一緒させて頂いた書家の秀島踏波さん。ギャラリーオーナーの学生時代の先生とか。
これは「山と川」をあらわしている作品です。


寺田眞理子さん。現代アーティストとして多方面で活躍されてます。今回もいろいろなテイストの小作品がいっぱいです。


昨年も一緒に出させていただいたアーティスト、オカモトショーゾーさん。
デジタルアートしか見てなかったのですが、今回は壁一面の大きな抽象画です。
ダイナミックで、フツフツと感じるものがあります。

2階はかなりこう、スピリチュアルな(?)空間となっています。ってオーナーに言ったらば、「毎年そうだよね」って。そうね。昨年もヨガやってたもんね。
いや何も怖くはないので(笑)、気軽に階段を上がってください(言ってくだされば1階からのエレベーターも使って頂けます)。
上砂は明日の日曜は、午後1時半から居りますが、この暑さと中の冷房ギャップが。。。
皆様も体調を崩さないように、こまめに水分を!★
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「宵宮花火」★

2017-07-14 | うぐいすとお仕事


真夏の夜の夢展に、「宵宮花火」という銅版画を出しています。この夏の新作
春・夏・秋・冬…と、和テイストで「娘さんと猫」シリーズで作ります。既に春・夏と来たので、秋のグループ展に秋・冬を出す予定。

祭りの夜。花火を見ようと、彼と待ち合わせをしてたのに、いっこうにあらわれない。
一体何をやってんでしょうね。。。と、猫に話しかけます。
すっかり陽は暮れて、最初の花火がドーンと打ちあがりました。

浴衣の柄を、最初は「トンボ」にしてたのですが、子供っぽくてボツ。
いろいろ探して、「撫子」が花火の大輪の花を連想させて、良いかなと。
撫子は初秋ですが、季節の前取りで秋を感じさせつつ、ストライプで夏感を出しました。
おもいきって襟を抜いた着こなし。夏だからね(笑)。帯もだら~んとユルく。
娘さんは娘さんでも10代のかなり若い娘さんで、背伸びして色っぽくなろうと頑張ってます。

鬼灯(ほおずき)が好きで、いつか版画に入れたいと思ってました。
東京はほおずき市があるけれど、関西はあまり見たことが無いのですが★
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真夏の夜の夢展・その2★

2017-07-10 | うぐいすとお仕事
昨日は「外は雷雨で真っ暗け」「中はクーラーで冬モード」みたいな、お昼過ぎから画廊登板(当番)でした。お越し頂いた方々、ありがとうございました
しかし、外の中との湿度ギャップがスゴくて、のど飴を画廊に置いてきましたよん。
展覧会ようすの続きです★


アクセサリーの*yumiko*さん。ガラスとレジンの組み合わせだそうです。さわやかな夏のキラキラアクセがいっぱい。


動物イラストレーションの薮内弘子さん。アクリルペインティングをデジタルプリントされてます。発色がとてもクリーン。カエルさんの絵がとても好きです。


トラやゴリラの「リアル毛並感」がスゴ過ぎる。田中豊美さん。図鑑などの挿絵を長年描かれていいる超ベテラン作家さんです。


今回、初めてご一緒させて頂いた創作人形作家の、てらお なみさん。
ビスクドールとお聞きしました。焼くとサイズが変わったり割れたりするらしく、なかなか大変な作業です。細部に至るまで精密でかつ妖艶で、すごいです。


同じく、てらおさんの猫ちゃん作品。1階から2階への踊り場に展示されています。すごーくリアルだけど味わい深い。
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