サッカールーの何でもござれ パート2

シドニー在住者のサッカーについてのざれごとです。

PSGは日本ツアーで100億円

2022-07-26 09:16:15 | 日記

東スポにPSGが今回の日本ツアーで100億円以上の収益を荒稼ぎしたという記事が出ていた。東スポだから数字的な根拠はないだろうが、新規スポンサーやらなんやらを含めて、稼いだようだ。他の記事では有料の公開練習、3試合などからの収益は14億円と出ていたから、新規スポンサーが大きかったのだろう。しかし日本ツアーで急にスポンサー契約がきまるわけではないだろうから、以前から話があり今回の来日時に契約がまとまったとかんがえるべき。

 

さて今回のPSGのように日本ツアーで大騒ぎしてもらえるクラブは他にあるだろうか。メッシ、ネイマール、ムバッペなどのビッグネームを有するクラブといえば、レアルマドリードとバルサくらいだろう。しかしPSGにはかなわない。

 

レアルマドリードは強い。ベンゼマ、クロース、モドリッチ、カゼミロ、ビニシウス、クルトワなど有名な選手は多い。しかし日本のいわゆるライトなサッカーファン、Jリーグは普段みない人たちには、これらの選手の名前をあげてもわからないだろう。

 

バルサはどうかといえば、選手の入れ替えが多くて覚えきれないが、有名な選手はレバンドフスキ、オーバーメヤン、ペドリ、ピケ、ブスケツなどか。ラフィーニャも獲得した。レバンドフスキは世界的に有名な選手だが、ライトな層には無名だろう。

 

つまりレアルマドリードもバルサもPSGの荒業はできないだろう。メッシは見たいが、大枚はたいてレバンドフスキをみたいと思うだろうか。やはり未だにフットボールといえば世間一般にはメッシとCR7なのである。だからPSGの真似をして日本ツアーを組むようなクラブがでてくるかも知れないが、自分たちにはメッシはいないということをわすれてはいけない。

 

 

ネイマールがガンバ戦で得意のダイブでPK獲得。


週末雑感

2022-07-25 07:50:28 | 日記

①アーセナルのアルテタ監督の会見では、富安は来週には練習に、多分全体練習という意味なんだろうが復帰できそうということ。それから試合に出られるまでには最低2,3週間はかかるだろうから、8月5日の開幕戦には間に合わないだろう。

 

直近の練習試合ではベン・ホワイトが右SBをしているので、さほど右SBには困っていないのかも知れない。新たに右SBを補強するという話も出ていないし、富安が復帰できればポジションは得られる。しかし怪我を繰り返す可能性もある。困った状況である。

 

②堂安のゴール
フライブルグの練習試合で、堂安は体を反転させてビューティフルなゴールを決めた。キレキレというのはこういうゴールをいうんだろう。今の堂安ならばフライブルグのレギュラー当確だろうし、WCでもぜひ先発起用して欲しい。

 

③E-1 選手権
韓国戦に勝たなければ優勝できないのだが、また大幅にメンバーを変更して急造チームになるから勝てるとは思えない。必死にアピールしている選手が可愛そうだね。

 

④急増するオーストラリアのコロナ
先週から全国の新規感染者が毎日5万人程度出ている。筆者の職場でも感染者が出ていて、てんやわんやである。それでも行動制限はないし、マスクだけ。これでは減らないでしょう。

 

中国戦はメモを取っていなかった。


E-1 中国戦

2022-07-24 22:27:42 | 日記

若手主体の中国に圧勝と期待されたが、0-0という冴えない試合だった。急造チーム、機能しなかった広島勢、個人がアピールすることに専念しすぎたなどなど、理由はいろいろあったのだろう。相手が5バックでガチガチに守ってきたので、日本の決定機は細谷がはずした1本だけ。

 

個人技で魅せられるのは宮市と相馬だけ。ウエスカへの合流を延ばしてでもアピールしたかった橋本は気合が入りすぎたのか焦りが見えた。今日の試合でWCメンバーの中に入れそうな選手がいるかといえば、ちょっと難しいだろう。

 

宮市は左右のどちらにせよ、伊東、三苫という同じようなタイプの選手がすでにいる。それに前線の選手はすでに飽和状態。相馬のほうが面白いかも知れない。南野を左で起用するならば相馬のほうがいいと思うけど。

 

守る相手に焦る日本。結果が欲しかったのに結果は出なかった。難しく冴えない試合だった。選手を代えるだけでなく戦術を修正して打開することがない森保監督らしい試合である。

 

 

あれは決めてよ、細谷君。

 

 

 


富安の怪我

2022-07-23 09:40:07 | 日記

ボローニャ時代も怪我が多かったが、アーセナルでは昨季前半はよかったが酷使されすぎたのか、後半に入り長期離脱を繰り返した。最後の公式戦は5月16日のEPLだい37節のニューキャッスル戦で、先発したものの前半39分に突然ピッチに座り込んでしまい交代。

 

その後は代表の6月4連戦に召集されたものの、ブラジル戦で試合後にアーセナルのチームメイトたちと談笑しただけ。富安の怪我の程度を見たかったのだろうが、代表期間中は個人メニュー、要するにランニングとストレッチだけをしていたのみ。実に無駄な時間を過ごさせて、長距離移動の負荷をかけさせた。

 

6月の代表招集が悪かったのか、富安はアーセナルのプレシーズンマッチに出ていない。トレーニングセッションの様子を写した動画には出てくるが、ベンチ入りもしていない。また筋肉系の問題があるようで程度は分からないが試合に起用されないということは万全ではないということ。

 

最新のアルテタの会見を見ると、テイアニー、富安など数人の選手が怪我で遅れている。だが軽傷だとコメントしていた。しかしジンチェンコを獲得できたことで左SBの穴は埋まったので、会見ではご満足だった。不思議なのは、フル稼働できない富安、レベルの非クリセドリックなど右SBは補強が必要なのに補強しなかったことだ。

 

まあ、ワールドクラスのSBを見つけるのは難しく、富安、セドリック、ベン・ホワイトのSB起用でローテンションしていくのだろう。富安は新シーズンも怪我を繰り返すと当然のことながら序列が下がり、怪我から復帰できてもチャンスさえもらえなくなり戦力外となる。これはもちろん本人もよくわかっていることだろう。

 

11月のWCに出たいのであれば、8月のEPLは欠場してもゆっくり調整して、9月以降から復帰できるようにしたほうがいいし、9月の代表も辞退すべき。WCに出て試合途中に怪我が再発してピッチに座り込むなんて光景は誰も見たくない。

 

 

冨安健洋が振り返るケガの連続「何をしたら良いのかわからない ...

こんな光景ばかりだった。

 


橋本拳人の悪手

2022-07-22 09:25:10 | 日記

橋本拳人がスペイン2部のウエスカに完全移籍することになり、E-1選手権に召集されていたもののプレシーズンの準備のために代表を離脱して、ウエスカに即合流するものと誰もが予想した。それが常識的な判断であり、橋本がウエスカでポジションを得るための最善の手段である。

 

ところが橋本はWC出場のためにアピールしたいと代表活動に残っている。アピールといっても中国戦と韓国戦だけ。中国戦は相手が弱いから活躍してもアピールにならない。すると韓国戦で先発させてもらうしかない。今回召集した26人全員を起用したいと森保監督は言っているので、2試合とも橋本が先発起用されることはないだろう。

 

橋本のポジションはボランチ、多分遠藤のバックアッパーだろう。インサイドハーフも含めて4-3-3の中盤の候補は遠藤、守田、田中碧、原口、柴崎、までが有力。7人として残り2枠。若い藤田チマを選ぶような気もするので、残り1枠に橋本が入れるか。前線の選手をこの枠に含めることもあるだろうから、枠はかなり狭い。

 

原口、柴崎ではなく橋本だというところを見せたいが、そのためのアピールする時間と機会はあまりにも少ない。橋本が目立たなくなったのはロシアに移籍したからだろう。ロシアのロストフに移籍して2シーズン目。戦争もあり、橋本の話題はいつロシアから脱出できるかだけになってしまった。キャリアのうち2年はロシアの犠牲になった。

 

ロシアのクラブに移籍して成功した事例はないだろう。本田は成功と言えるかどうかは分からないが、CSKモスクワから脱出するのに苦労したし、齊藤未月がルビン・カザンに移籍したが1シーズン半で戻った。選手が故障したり理由はいろいろだろうが、ロシアは日本人選手にとっては鬼門である。

 

橋本は小さいころからの夢だったというスペインでのプレーなんだから、E-1なんかとっと離脱すべき。アピールにも何にもならない。

 

 

橋本拳人 | ゲキサカ

さっさとウエスカに行け。