マンCITYのジンチェンコをアーセナルが獲得するようだ。偽SBの代名詞であるジンチェンコ様はCITY優勝の貢献大のはずであるが、CITYがブライトンからククレジャを獲得しそうということで、ジンチェンコを放出しそうだ。そのためにアーセナルが獲得を目指すという玉突き移籍の典型である。
もしジンチェンコがアーセナルに来れば、直接的ではないがかなり影響を受けるのがエルネニーだろう。30才のエジプト人は主力ではないが、リーグ戦で10-15試合には出場しているボランチである。ボランチのファーストチョイスの選手が怪我でいないときのバックアッパーである。
契約を2023年6月まで1年延長し、さらに1年間の延長オプションもついた。ベシクタシュに1シーズンレンタルで出たがそれ以外はアーセナルに6シーズン在籍。本人は残留を望んでいたので、バックアッパーでも満足だろう。年俸も4億円くらいもらっていて、エルネニーのクラスの選手にこれほど払うクラブはあまりないだろう。
さてジンチェンコの主戦場は左SBだが、ボランチ、インサイドハーフもできる万能型である。左SBはテイアニーとタバレスがいるし、いざとなれば富安もできる。そこにジンチェンコが来れば層が厚くなるし、ボランチとして起用されることも多いだろう。すると影響を受けるのはエルネニーだろう。
準主力のバックアッパーなんて中途半端な立ち位置は一番よくない。ジンチェンコの獲得がもっと早く決まっていれば、エルネニーの契約延長はなかったかも知れない。
バックアッパーでも年俸4億円です。