サッカールーの何でもござれ パート2

シドニー在住者のサッカーについてのざれごとです。

ベネズエラ戦、酒井宏樹の一人相撲

2018-11-16 23:31:09 | 日記
1-1で引き分けだったが、酒井宏樹が代表初ゴール、PK献上と一人相撲をしてくれた。それを除けば前半から日本は決定機を3回作ったので、そのうち1回でも決めていれば勝てた試合だった。点を取れるときに取れないと後で罰を受けるという鉄則を絵に描いたような試合である。


中島、南野、堂安もよく動いていたがベネズエラのDFを切り崩すというほどのキレがなかった。あるいはこれまでの相手よりもベネズエラの守備がよかったのか。さりとてベネズエラの攻撃はさほど怖くなかったので、日本の攻撃にもうひとつ決定力があれば勝てた。


日本の攻撃に工夫が足りなかったように見えた。特に左サイドである。原因は佐々木のアップが少なかったからだ。攻撃参加が少なくてもその分しっかりと守備をしてくれていればいいのだが、前半に中途半端なバックパスから大ピンチを招いた。攻撃でも守備でも不安定な選手である。


代表デビューのダニエル・シュミットは安定したプレーだったが、ベネズエラの攻撃が少なくほとんどセーブもなかったのでこの試合では評価できない。ただしダニエルからのビルドアップといくかパスがギリギリのコースで出すので、それを受けるほうはかなり窮屈である。相手にスピードがあれば簡単にインターセプトされそうなシーンが2回あった。もっと丁寧につなげないのだろうか。


来週火曜日のキルギス戦は今日先発しなかった選手を中心に組むのだろう。相手も弱いし見る興味がわいてこない。