サッカールーの何でもござれ パート2

シドニー在住者のサッカーについてのざれごとです。

2010年と2018年の違い

2018-11-05 22:21:07 | 日記
2010年の南アWCと2018年ロシアWCはそれぞれ日本はベスト16に到達した。2010年の後はWCを契機に日本人選手が多くヨーロッパに移籍した。ワールドカップで活躍した選手もいたし、その前からオファーがあって移籍した選手もいた。


2010年に移籍した選手は長友、香川、内田、2011年1月には岡崎がそれぞれ移籍している。それぞれがトップリーグで主力として活躍してきたわけだ。つまり2010年は日本人選手の当たり年と言える。日本代表がワールドカップで活躍したからでもある。


さて2018年も日本代表はロシアでもそれなりに活躍した。ベスト8にも限りなく接近した。香川、柴崎、乾、吉田など主力選手が活躍したおかげだったが、ワールドカップ後ではそれらの選手がクラブで出番を失い全滅状態。例外は酒井宏樹と長友だが二人とも怪我をしている。


どうしてこんなことになってしまったのか。原因を分析するとすれば年齢だろう。乾は30才、香川、吉田は29才、柴崎は26才。まだ老けこむ年齢ではないが旬ののっている年齢でもない。旬であろう堂安が20才、南野が23才、中島が24才である。ただし彼らは5大リーグではない。



こう考えていけば日本人選手で5大リーグの中堅以上のクラブで通用する選手が枯渇していることが分かる。それではもっと若い世代で通用しそうな選手を探してみると久保建英くらいしか思い当たらない。日本の選手はこのまま小粒ばかりになっていくのだろうか。寂しい限りである。