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サッカールーの何でもござれ パート2

シドニー在住者のサッカーについてのざれごとです。

マシュー・レッキー

2017-10-27 08:18:54 | 日記
ヘルタベルリンでプレーしていて、オーストラリア代表のマシュー・レッキー(英語の発音ではラッキー)が11月のホンジュラスとのプレーオフに2試合とも出場できないらしい。


レッキーはイエローカードの累積で第1試合は出場停止だったが、筋肉系の負傷で第2試合も無理なようだ。ブンデスリーガも今後2週間は欠場する見込みである。他の選手の負傷で喜ぶのは嫌いだが、原口はこれで出番が多少増えるだろう。


レッキーはオーストラリアの右ウイングで、ケーヒルと共にゴールの匂いがするプレーヤーの一人だ。レッキーが不在の場合にどの選手が代役になるのか分からないが、かなりの打撃であることは間違いない。


イエローカードの累積がどの試合のものなのか知らないが、累積が大陸間プレーオフまで影響を及ぼすとは知らなかった。WC予選はAFCの管轄だし、大陸間POはAFCからFIFAの管轄に移るはず。審判団だって他の大陸から呼ぶわけだし、AFCの試合で累積したカードを持ち越すのはおかしい。


レッキーが出られないとは、かなりの黄色信号である。

AFC U-19女子 SF 日本v中国

2017-10-26 08:25:31 | 日記
この試合に勝てば来年のU-20WCの出場が決まる。いわば決勝よりもこの試合のほうが重要である。しかし注目度はかわいそうなくらいにゼロ。いくらなんでも寂しすぎる。


前半は0-0で折り返したが、後半に日本が怒涛の攻撃で5-0として圧勝。しかしスポーツメデイアはこの結果を一切無視。まるで箝口令が引かれているかのようだ。この大会の情報を得られるサイトはAFCとJFAのサイトのみ。AFC HUBではライブで見られるので、せめて北朝鮮との決勝は見てほしい。


さて日本の中で目立つのはFWの植木選手だろう。日テレベレーザ所属の18才。ドリブルと突破力はこの年代とは思えない。フィジカルが弱そうだが切り返しが上手い。女子の選手でこれほどの逸材は横山以来か。すぐにA代表でも使えそうなレベルにある。


このチームは攻撃はいいが、守備がもろい。特にボランチで止められないとボランチとCBの間にスペースができてしまい、そこから楽にシュートを打たれてしまう。つまりCBの寄せが甘く。前線、中盤と比べてCBに難がある。ここにもっといい選手がいれば来年のU-20WCもいいところまでいけるでしょう。


決勝の相手の北朝鮮は、FWの2トップがフィジカルに強くスピードがあるので、日本のCBでは抑えられないかも知れない。

どうしてスペインでプレーしたがるのか

2017-10-25 19:44:11 | 日記
森岡亮太がインタビューの中でスペインでいつかプレーしたいということをモチベーションにしてサッカーをしていると言っている。乾もフランクフルトからエイバルに移籍したのは、とにかくスペインに行きたかったらと言っていたし、多くの日本人選手がスペインに行きたがる。


ではどうしてスペインなのか。バルサ、レアルマドリードに行きたいという気持ちは分かるが、どう考えても無理。たとえ移籍できたとしてもベンチ入りも難しい。他の有名クラブで思いつくのはアトレチコとバレンシアくらいで、ラ・リーガというとバルサとレアルのためにだけ存在するリーグで、中小クラブは慢性的な財政難で選手への給料の遅配も珍しくない。


そのような中小クラブに行くくらいならば、運営面だけみればJクラブのhじょうがよほど安定している。少なくとも給料の遅配はないだろう。

柴崎はヘタフェに移籍してリハビリ中だが、ヘタフェのようなクソサッカーをするクラブでもスペインにいるから満足なのだろうか。リーグ全体のレベルという意味ではプレミアのほうが上でしょう。マンC,マンU,チェルシー、アーセナルと優勝を競うクラブが4つもあり、中位のクラブも含めて財政的に潤っていて世界中からいい選手が集まる。


ラ・リーガに集まるビッグネームはバルサ、レアル、アトレチコの3つに集中するだけ。何年待ってもこの3クラブ以外の優勝は考えられない。

それでも選手はスペインに行きたがる。英語も通じないのにねえ。

立憲民主党、ウルトラマン、フォークル

2017-10-24 16:14:24 | 日記
今日はサッカーではなく政治とノスタルジアです。

篠田英朗という東京外大の教授のブログで面白い分析があった。今回の総選挙で躍進した立憲民主党はいわゆる団塊の世代を中心にした高齢層をターゲットにした。団塊の世代は昭和22年から24年生まれの人々で、終戦直後のベビーブームで生まれた人口の多い世代である。この世代が大学在学中に学園闘争が頻発。


昭和42年から45年くらいに青春を送った人々は、政治意識が高く、反体制が基本である。もちろん、いくら反体制でも就職して生活していけば普通のノンポリになっていく。しかし他の世代と比べると、野党支持者が多いという分析に立ってこの世代をターゲットにした。

これが篠田教授の分析である。正しいかどうかはよく分からないが、篠田教授は立憲民主党のロゴはウルトラマンのロゴに雰囲気が似ていて、これも60年代にヒットしたウルトラマンをヒントにして高齢者層のノスタルジアをターゲットにしたと分析している。これはかなり眉唾であり、今どき初代ウルトラマンでもあるまいしと思う。


さてこのブログを読んで段階の世代ということで、加藤和彦を思い出した。筆者は団塊の世代よりはもっと若いが、加藤和彦の音楽は好きだった。そしてフォーク・クルセダーズも思い出した。若い世代は、加藤和彦はもちろんのことフフォークルも知らないという人が多いことでしょう。


筆者が小学校の頃に帰ってきたよっぱらいがヒットして、強烈な印象を覚えている。加藤和彦はフォークル解散後も活躍し続けたが、62才で自殺。加藤も昭和22年生まれの団塊世代であった。


立憲民主党も街頭演説のテーマソングに帰ってきたよっぱらいを流せばもっと躍進できたかも知れない。次の国政選挙ではぜひ試して欲しい。

PSGとレアルマドリード

2017-10-23 16:01:09 | 日記
夕べはマルセイユvPSG,レアルマドリードvエイバルの試合があり、乾と酒井が先発した。対戦相手がメガクラブであり、スーパーな選手がいるので二人のプレーの質というかレベルがよく分かった。

まずマルセイユvPSGだが、このカードをフランスダービーと呼べるかどうか疑問もあるが一応クラシコである。試合開始前に花火を上がり、スタジアムは異常な盛り上がり。酒井は守備でよく頑張っていたが、如何せんPSGの前線はネイマール、カバー二、ムバッペである。ドラクスラー、デイマリア、パスツーレがベンチである。なんともったいない。そのPSG相手に2-2ドローだったからよく頑張ったといえなくもないが、酒井はいいプレーをしていたがスーパーではない。

一方のレアルとエイバル。以前見たエイバルは4-2-3-1で乾は左ウイングだったが、この試合では4-4-2の2トップのセカンドストライカーだった。いつもなら左サイドに張り出しているだけだが、真ん中、右サイドにも顔を出していたのですぐにフォーメーションが変わっていることがわかった。

エイバルの戦力ではレアルとは勝負にならない。3-0で完敗したが乾はよく攻め込んでいるように見えたが、PA内に侵入しようとすると必ずカゼミロにボールを取られた。カゼミロがラ・リーがでのベストボランチと言えるだろうし、そのカゼミロに負けるなら仕方がないと言えなくもないが、それではゴールできないしエイバルはレアルには永久に勝てない。

酒井がネイマールやカバー二を完全に抑えて、乾がカゼミロを抜いてゴールできるようにならなければブラジルにやウルグアイには勝てない。しかし現在の酒井、乾を見るとそうなる日は絶対に来ないこともよく分かってしまう。