サッカールーの何でもござれ パート2

シドニー在住者のサッカーについてのざれごとです。

ケーヒルのゴールパフォーマンス

2017-10-13 22:17:39 | 日記
10月10日のオーストラリアvシリアのプレーオフでのケーヒルのゴールパフォーマンスがFIFAの調査対象になっている。延長後半に中盤のモーイが左サイドにいたクルーズにパスを出し、そこからクルーズが真ん中にふわっとしたクロスをあげた。それを待ち構えていたケーヒルがシリアのCBとの空中戦に勝って、見事なヘッドゴールを決めた。これが決勝点となり、オーストラリアはホンジュラスとのプレーオフに進出。シリアとの2試合でもここまでもつれたのに、さらにまだ2試合もある。

さて問題はそのケーヒルのゴールの後のパフォーマンスだ。ケーヒルは個人スポンサーとしてTripADealを持ち、その頭文字のTを手で示した。ちょうどおそ松くんのイヤミのしぇーのような恰好になった。実に変なポーズだ。

このTrripADealは翌日ツイッターでケーヒルのTパフォーマンスを見たか?と発信。バレバレの発信をしてしまった。ケーヒルはこのパフォーマンスでスポンサー料を受け取っていると勘繰られている。たぶんもらっているのでしょう。スポンサー様からのリクエストだし。

このような商業目的のパフォーマンスはFIFAの倫理規定に違反する。直近の違反例では2012年にデンマーク代表のベントナーがスポンサー名の入ったシャツを見せて、8万ユーロの罰金を払わされた。他にも細かい例はあるのだろうが、Tポーズはこれから流行るかも知れない。

すなおにコーナーフラッグをボクシングポーズでボコボコにしていればよかったのに。