サッカールーの何でもござれ パート2

シドニー在住者のサッカーについてのざれごとです。

AFC U-19 イラン戦 前半 0-0

2016-10-18 01:20:50 | 日記
前半15分までにお互いにバーをたたいたシュートがあったが、それ以降は日本がボールを保持するが中盤とDFラインを回しているだけでたまにサイドから攻めてもイランのDFブロックを突破できない。

イランはかなり引いてカウンター狙いだがあまりがつがつといかないし、予想に反してあまりロングボールを放り込まない。お互いに攻めあぐねて退屈な45分だった。

日本はサポの太鼓とニッポンチャントが響くがスタジアムはほとんど空なのでその声がよく響く。またピッチのマイクが内山監督のがなり声をよく拾うのでそれがまたうるさい。

イランが引いて守っているために日本はスペースが見つけられず、選手の動き出しも悪く攻撃の形ができない。シュートはお互いとも1本ずつで双方ともドローを狙っているような試合展開であった。

後半はイランは前に出てくるのだろうか。

U-19 イエメン戦 3-0で快勝

2016-10-15 02:25:20 | 日記
後半47分に堂安がドリブルで仕掛けてFKをもらい、それをゴール前で小川の頭に合わせて日本が先制。やっぱり空中戦だよ。その後イエメンが前に出てきたのでスペースができて、日本の攻撃が面白いようにつながりだして終わってみれば3-0の快勝。

目立った選手はドリブルで仕掛ける堂安と1ゴール1アシストのジュビロの小川の二人かな。初戦で全体的にチームの動きが固く、中盤とCBの連携に不安があったが、まあ初戦に勝てたことで修正していけるでしょう。

それにしても堂安という選手は金髪、派手なヘアバンドをしていてルックスはヤンキーだね。

次戦はイランだから踏ん張りどころ。

U-19 イエメン戦 前半0-0

2016-10-15 01:22:38 | 日記
イエメン戦のキックオフはこちらの0時30分。がんばって見ているが、前半は0-0。最初の20分くらいまではイーブンだったが、そのあとは日本がボールを保持してイエメンはカウンター狙いでべたっと引いてきた。

これに対して日本は両サイドから攻めようとするが、パスがつながらず選手間の距離が悪いのか連携が悪い。DFの裏を取るとかワンツーでマークを引きはがすとかという芸当がなく、なすすべがない。前半のシュートは枠外シュートが1本。

中盤からCBへのバックパスが短くて奪われてピンチになりそうな場面が3-4回あった。イエメンの攻撃も迫力がないため失点しなかったが、もっと強い国だったら確実に決定機まで持ち込めたでしょう。

注目の堂安は右のMFだが堂安に絡む選手がいないし、自分で打開しようと奮闘するもそのために球離れが遅く逆にブレーキになっている感がある。イエメンのCBはさほど背が高くないから空中戦に持ち込んでもいいし、ミドルシュートもほしい。とにかく何かしないとこのままスコアレスドローになってしまう。

後半に期待。

AFC U-19

2016-10-14 20:08:28 | 日記
来年のU-20 WCの予選を兼ねたAFC U1-9が開幕した。女子のU-17WCも進行中だし、来月には女子のU-20WCも始まる。ユース年代の日本は強いので見ていて楽しい。しかしその例外がこのU-20である。過去4回出ていないといわれると世代交代が進まないのは、U-20が弱くなったからだとも思うがそれだけではない。だいたいU-20WCなんてヨーロッパはほとんど無視しているような大会である。それでも世代交代がうまくいくところはたくさんある。

さて来年のU-20WCは韓国で開催されるため、本来AFC枠は4つだが韓国がベスト4にでてきた場合は韓国はホスト国として出るので、もう1つ枠が余る。このためというか可能性はかなり高くQFにま負けても負けた4つからプレーオフで第5代表を選ぶ。いわば敗者復活戦があるわけだ。しかしこのプレーオフは2試合勝たなければいけないのでかなりハードルが高い。

単純にベスト4まで進むのが簡単である。今回の日本チームはこの大会目指して頻繁に海外遠征をしているし、タレントも多そうである。日本のC組はイラン、カタール、イエメンとしんどいグループだが、突破さえすればQFであたるD組はおそらくウズベクとオーストラリアが出てくるだろうから韓国とか北朝鮮とは当たらない。たしか前回は北朝鮮に、その前は韓国にそれぞれQFで負けている。

1位抜けできればいいのだが2戦目にあたるイラン戦が山場となりそうだ。今晩のイエメンには何とか勝てるだろう。今大会はどこまでやってくれるか楽しみである。

女子のU-17WCの日本はとにかく強い。このまま2連覇できそうな雰囲気である。

メルボルン遠征 オーストラリアv日本

2016-10-12 20:34:59 | 日記
疲れたあ。やっとさきほど帰宅した。ジェットスターは往復とも1時間以上遅れるし、メルボルンはとにかく寒い。日中はまだしも夜なんてシドニーの真冬のような寒さ。さて試合はご存知のように1-1のドロー。かもめさんたちは、ボールと見間違うくらいに邪魔でした。

前半はほぼ日本ペースで原口の先制点のときは飛び上がって喜んでしまい、周囲のオージーからひんしゅくをかっていた。本田のGKの真正面をついたシュートが決まっていれば勝てていたことだろう。しかし毎度のように本田と香川のシュートは入らない。

後半になると日本は守っているだけになった。PKでオーストラリアが同点に追いつても日本のベンチは動かない。本田の足が止まりだしたのがよくわかったし、日本は本田を含めて全員が自陣に守っているだけ。それでもオーストラリアは日本のDFを崩せない。退屈な試合だ。エアーフェアー、ホテル代、120豪ドルのチケットなどなど多額の費用をかけてわざわざメルボルンまで遠征したので、この試合内容は許せない。

小林のヘッドが決まるかに見えたが、GKにはじかれてしまった。なんという落胆。溜息しかでない。1-1で終わり、これはNot bad or Not goodか。

隣の席にオージーの紳士とその20才くらいの息子がいて、やたらと日本のサッカーにも詳しい。日本の8番の選手(原口のこと)はどんな選手かと聞かれたのでヘルタ・ベルリンでプレーしていると説明すると彼は本当にいい選手だとほめていた。この親子は2010年の南アWCと前回のユーロも見に行ったそうで、たぶん紳士はイタリア人だろう。普通サッカー観戦にくるオージーの親父は、ビールを飲みながらGood Dayと笑い飛ばしているタイプは多いのだが、このようなサッカー碩学の紳士もいることに感嘆してしまった。

さてサウジがUAEに勝ったのでサウジが10、オーストラリアが8、日本が7、UAEが6となった。残り6試合であるが日本はかなり苦しい。オーストラリアは予想どうりの強さだが、サウジが強すぎる。そしてサウジは負けない。この調子で日本は苦戦していると2位以内に入れず良くても3位プレーオフになってしまう。

日本の残り6試合のうちホームでサウジ、オーストラリア、タイと3試合。アウエーでUAE,イラク、サウジの3試合。ホームを全部勝って勝ち点9、アウエーでドローとして勝ち点3。これがいいところだろう。これさえ厳しいかもしれない。これで勝ち点が最大19。

サウジはアウエーで日本とオーストラリアに負けたとしてホームでの日本戦をドローとしても、他の試合、アウエーでタイ、UAE,ホームでイラクの3試合。タイには負けないだろうしイラクにはアウエーでも勝っているし、UAEはホームで3-0と快勝している。予想として日本との2試合、オーストラリア戦以外の3試合は全部勝ってそれだけで勝ち点19とできる。日本と最終節をドローにできれば勝ち点20。

オーストラリアはホームでUAE,サウジ、タイの3試合。アウエーでタイ、イラク、日本の3試合。ホームでは3試合とも勝つだろうし、アウエーでは日本以外はタイとイラクだから勝つでしょう。すると残りの6試合で5勝の勝ち点15。最大勝ち点23にもなる。

このように星勘定をしていくと日本はホームでの3勝、アウエーの3試合で勝ち点5以上が必須である。これで最大勝ち点21である。1試合でも負けたら予選敗退である。

普通のWC予選はホームで勝ち点3、アウエーで勝ち点1を確実に守れば最低2位以内には入れるし、他の国が星のつぶしあいをするのでさらにハードルは下がるものだ。しかし今回はサウジもオーストラリアも負けない。これは予想外の事態である。

厳しい、実に厳しい。