U-19 QF タジキスタン戦 前半 ２－０

いくらなんでもタジキスタンには勝てるだろうという予想だが、やはりタジキスタンは弱い。サイドからの揺さぶりとPA内での空中戦にもろい。８分に小川のヘッドと１５分に堂安のミドルで２－０とリード。しかしタジキスタンは真ん中を固めているため、サイドから突破を図るがなかなか抜けない。惜しいシュートも２－３本あったし、３点差になれば試合は決まるでしょう。

日本の守備はまずまずだが、藤谷が中盤でボールを取られてピンチを招いた。DFが体でブロックしたが失点してもおかしくなかった。それを除けば相手にシュートも打たせていないし、日本のGKはほとんどすることがない。

３点差以上で勝たないとかなり恥ずかしい。よくまあこんな弱いチームが１次リーグを突破できたものだ。

オーストラリアのユース育成

AFC　U-19のD組でオーストラリアは３試合目をタジキスタンと戦い、ビッグチャンスも多くPkまでもらったのにそれもはずして０－０ドロー。この結果得失点差でタジキスタンが２位となり、オーストラリアは１次リーグ敗退となった。いくらなんでもタジキスタンに勝てないとは情けない。

今年AFCではU-23,U-16,そしてこのU-19と３つのユース大会があった。それぞれ五輪とWCの予選を兼ねている。オーストラリアはそのすべてで１次リーグ敗退である。いくらユースといえどもこれはひどすぎないかい。

日本はU-19に長く出られていないが、それでも１次リーグは毎回突破している。鬼門はQFである。オーストラリアはこれさえもクリアできていないわけで、これは深刻な事態だろう。

ユース世代がアジアで勝てなくとも、そのうちヨーロッパに行く選手が多いからそれでいいといえるかもしれないが、いくらなんでもタジキスタンごときに勝てないのは問題だ。

そのタジキスタンと日本はQFで対戦するが、なめてかかると足をすくわれるので注意が必要。

女子U-17WCは延長がないとは知らなかった。延長３０分あれば日本が勝ったように思えた。しかし前半に山のようなチャンスを作りながら、決めておくべきところで決められなかった。そして後で罰を受けた。サッカーの鉄則である。

U-19 カタールに３－０で快勝

後半にFKから追加点をあげて３－０となり、試合は決まった。その後決定機が３－４回あったがそれらをことごとく外した。これは次戦への反省点。カタールはスピードのあるカウンターが目立ったが、フィニッシュまで行けずFWに怖い選手がいない。何よりもセットプレーでの空中戦に弱い。

日本はボールをよく取ったが取られたのも多かった。ボールを取ったらもっと大事にして丁寧につないでいくべき。カタールは前回優勝だがこの大会では守備のもろさが目立った。

日本の攻撃はイラン戦よりはよかったが、カタールはイランよりも弱かったので次戦で今日のような攻撃ができるかどうか。次で勝てれば久々のベスト４に入れる。相手は多分オーストラリアか。

U-19 カタール戦 前半 ２－０

これまでの２試合とも日本は前半は慎重すぎるぐらいだったが、この試合はプレスも強くボールを果敢に奪いに行った。１５分にカタールのCBがGKにバックパスしたところを日本の選手がチャージに行き、GKがはじきそれを岩崎が押し込み日本が先制。イラン戦のふがいない戦いが嘘のように日本があっさりと得点。

その後CKから日本のヘッデイングゴールが決まって２－０となったのだが、しばらくして主審が副審と協議してオフサイドと判定されてゴール取り消し。CKからオフサイドを取られるなんてあまりみたことがない。

ここからカタールに流れが行き始めたが、日本は前半終了間際にCKからのこぼれ玉を三好のミドルシュートが決まり２点目。前半が終わって２－０リードという理想的な展開となった。

日本は前半からかなり飛ばしたので、後半は早めの選手交代をしてフレッシュな選手にも期待したい。

U-１９ イラク戦 ０－０ ドロー

後半になってお互いにガス欠のためかスペースはできてきてオープンな戦いになった。後半の日本の決定機は１回、イランは２回あったが双方ともそれを決めきれず結局０－０で引き分け。攻撃もDFも両方とも似たようなもので、日本は勝てたかもしれないし負けたかもしれない。

カタールとイランはイエメンに勝つだろうから、イランの勝ち点は最大５。日本はカタールから勝ち点３を取らなければ１位抜けができなくなる可能性がある。

イランは勝ち点１でも御の字のような戦い方だったので、日本はもっと攻めてほしかった。