サッカールーの何でもござれ パート2

シドニー在住者のサッカーについてのざれごとです。

ユニクロ

2016-03-21 15:37:59 | 日記
シドニーでもユニクロの店舗が増えてきた。都心にあるいわゆるフラッグ店を除けば郊外の大きなショッピングセンターに入っている。日本のような大型店舗ではなく、ワンフロアーが中心である。H&Mと似たような店舗形態が多い。

さて子供の友人がユニクロの店舗で数人働いていて社員教育というかスタッフ指導があまりにも日本的なために戸惑う人が多いという。

まず始業前にスタッフに全員で何かを唱和させる。お客様には笑顔とかいった類であるが、こんなことをする企業はオーストラリアにはない。マネージャーは日本からの日本人か香港店からの香港人だそうでとにかく厳しい。

キャッシャー担当のスタッフにはスキルを向上させてオーストラリアのユニクロの一番になるんだとハッパをかけられる。なんでもこんな調子だそうだ。あまりにもオーストラリアの同業他社と違う。ほとんど新興宗教のようなイメージである。

ユニクロで勤務するスタッフはオーストラリア人よりもこのような日本式経営の雰囲気がわかるアジア系が自然と多くなる。ユニクロはアジアに展開しているのでなじみも深いからだ。

同じような服飾中心の店舗であるH&Mと比べると、価格は似たようなものだがH&Mのほうが客の入りが多い。デザインが洗練されているからだ。果たしてユニクロはオーストラリアでいき残る事ができるだろうか。