サッカールーの何でもござれ パート2

シドニー在住者のサッカーについてのざれごとです。

弱すぎたホンジュラス

2014-11-15 07:56:46 | 日記
6-0と大勝したホンジュラス戦だが、相手があまりにもひどすぎた。長距離移動の直前来日など日本に来るチームはいつもコンデイションが悪いのは当たり前だが、6-0はひどすぎる。失点はともかくもっと攻撃を見せてほしかった。こんな試合をするためにわざわざ日本に来たのだろうか。1週間かけて日本で準備しているオーストラリアのほうがよほどタフな相手だろう。

さて日本の攻撃はほとんどが本田と遠藤に集まった。岡崎と香川が目立たなかったのはその影響もあった。岡崎はよく動いていたが、ボールが集まらなかったので気の毒な面もあった。

香川はぱっとしなかった。時折見せるサイドチェンジ、どんぴしゃなロングボールなうならせるようなスーパーなパスもあったが、シュートに絡めない。昔だったら確実にゴールできたようなシーンも外してしまうかシュートまでいけない。マンU時代によく言われた”いいプレーは見せるけど”という程度だ。

もちろんドルトムントと代表では違うが、この程度のプレーしかできないようではドルトムントでの先発落ちもそう遠くないだろう。不振の原因のひとつは香川だということをクロップ自身がよくわかっているだろうし、クッバやシャヒンなどが復帰してきたら、それらの選手を使うために香川を外してロイスをトップ下に戻すことも予想できる。

オーストラリア戦も同じようなスタメンだろうから、香川には一発奮起してほしいところだ。

ロビー・クルーズ

2014-11-13 17:07:37 | 日記
代表は明日はホンジュラス、18日にオーストラリアとの試合がある。オーストラリアは11日に日本で集合して現在大阪でキャンプを張っている。代表週間に1試合しか組んでいないためにこんな余裕のある日程になったのだろうが、それにしても1週間前の来日はまるでトヨタカップに南米のクラブが早めに乗り込んでくるみたいだ。

さてケーヒルしかビッグネームがいないオーストラリアの中で注目したい選手はロビー・クルーズである。2011年のアジアカップにでも途中からだが決勝でも出場していた。若手と言われたロビーも今年26才。バリバリに活躍している年齢なのだが、そうでもない。

2011年から2シーズンをデユッセルドルフでプレーしたが、2部降格となったために2013年シーズンからレバークーゼンに移籍。キャリアアップでこれからというときに2014年1月に大怪我をしてシーズン後半もWCも出られなかった。今シーズンから復帰できたが、まだ途中出場だけれポジションを取れていない。

ドリブルもうまく視野も広い選手で2011年アジアカップ以降は、オーストラリアの中核となる選手と期待された。キュエルの後継とでも言える選手だと思った。

しかしドイツではぱっとしない。デユッセルドルフ時代でもポジションを取れていなかったし、レバークーゼンでも今シーズンは途中出場が2試合あるだけ。ベンチ入りとスタンド観戦を繰り返しているような状態である。

アジアカップでは大活躍をして1月の移籍市場でスカウトの目にとまりもっとポジションの取れるクラブに移籍したほうがいいかも知れない。

ボルシア対決

2014-11-10 09:05:44 | 日記
今朝のボルシアドルトムントvsボルシアMGの試合をみた。ボルシアとは地方の名前だと思っていたが、ラテン語でプロイセンという意味だそうでかなり広範囲を示す。それはともかく好調MGと最下位のドルトムント。これに負ければ最下位定着間違いなしのドルトムントは絶対に負けられないし、なんと香川の復帰戦の第3節からリーグ戦で勝っていない。

MGのボランチの選手のとんでもないオウンゴール・オブ・ザ・シーズンとでもいうべき値千金のOGで先制したものの得点はそれだけ。虎の子の1点を守ってドルトムントは連敗と最下位を脱出。

試合はドルトムントが圧倒的にボールを支配。MGはいくらなんでもそこまでしなくてもという守備的な戦術で引いてきた。あるいは引かされたのか分からないが、とにかくMGは全然攻撃できない。ドルトムントは数多くのシュートを打つものの、これがことごとく入らない。これだけボールを保持して質の高いサッカーをするのに、どうして得点できないのか不思議だ。

香川はトップ下で先発したものの相変わらずの迫力のないプレー。シュートはゼロじゃないかなあ。ロイスとトップのオーバーメヤンは守備を免除されていて、その分香川とミキタリアンが守備をしてロイスにシュートさせるという戦術なのかも知れないが、とにかく香川はボールを散らすだけでシュートに絡めない。

たまにいい位置でボールをもらってもすぐにロストするか、パスを出すだけ。自分でドリブルを仕掛けてシュートのスペースをつくろうともしない。これだったらロイスとトップ下にして、左SHにグロスクロイツとか守備もできる選手にしたほうがいいのではないか。

クロップが香川の調子を取り戻すために我慢してトップ下をやらせているのか、うわさされるロイスの移籍を考慮して香川を使い続けているのか分からないが、こんな迫力のない選手ならば他の上位のクラブであれば先発は無理だろう。

ドルトムントの得点力不足は香川の不振も一因だろう。前線の選手の特徴をあげるとすれば、

ロイスはエレガントな選手でシュートも多いが、バーかポストにあてるばかりで、Wood frameにあてる競争でもしているのか。

ミキタリアンはボールを奪取して自らシュートもできる。しかしそのシュートはほとんど枠外。

香川はボールをさばいているだけでシュートもできない。

トップの選手は誰であれ、オフサイドばっかり。

つまり攻撃しているように見えて枠に飛ぶシュートが少ないのだ。これでロイスがいなくなったらどうなるんだろうね。

ナビスコ決勝

2014-11-08 18:27:31 | 日記
今日のナビスコ決勝、広島vsG大阪はいろんな意味で面白かった。2-0と広島が2点差リードした時点で広島の完勝かと思ったが、そのうちに試合の流れが変わって結局2-3でガンバが大逆転勝ちをおさめた。

広島のGKがもうちょっとセーブしてくれてもいいのではないかと思ったが、2点差もあったのにどうして広島は自滅してしまったのか。自滅というよりもどうして終始同じペースの試合運びをしたのか。これが疑問である。

2点取るまでは広島は押しまくった。ガンバは中盤でほとんどボールを回せなかった。パトリックが1点返したが、試合の展開がほとんど変わらないので退屈になってうとうとしてしまい寝てしまった。起きたら2-2で同点になっていた。

広島は中盤でボールを繋げる選手がいなくて、いいように前線にボールを運ばれてそのうちに逆転されてしまった。最後の10分くらいは皆川を入れて不毛のパワープレーをしたが、これもだめ。

スロースターターのガンバの試合巧者をほめるべきか(巧者であればそもそも2-0にはならないか)、広島の自滅を嘆くべきか。あまりにも前半と後半の極端な違いに唖然とさせられる試合だった。

今朝の清武の1ゴール1アシストは見事だったが、CKを蹴ってそれが得点につながったとしてもアシストと呼ぶには無理があるように思える。いいボールがこなければゴールできないわけだが、CKからの得点はかなり運が伴う部分もあるので、アシストと呼ぶのはやめよう。

代表メンバー発表

2014-11-06 12:10:04 | 日記
今月の2試合の代表メンバーが発表された。筆者の予想とは違い、内田は招集に応じた。怪我が多い選手だから慎重に起用してあげてほしいものだ。

今回のメンバーでの驚きは、遠藤と今野を選んだことだ。9,10月の召集傾向を見ていれば、若手を中心に今まで呼ばれたことのない選手を多く試して、世代交代を図っていくことにあるのかと思ったいた。2018年WCの予選は2016年から始まるだろうから、それまでの約1年半から2年を使って若手の発掘をしていくように見えた。

代表監督の目標はWCであり、4年というスパンで考えればそのような工程は至極妥当だと思うし、強いていえば1月のアジアカップも若手の実力を図る機会ととらえてほしい。ベスト4をノルマと設定すべきという意見もあるが、ノルマなど不要で若手を伸ばす、新戦術の浸透を図るなどしてほしい。別に優勝などできなくてもいいのだ。

そこになぜか世代交代に逆行するかのような遠藤と今野の招集である。もちろんガンバがJリーグで上位にいることも関係しているだろうがならば浦和からの起用は少ないのはなぜか。

アギーレの呼びたい選手の基準に一貫性がなく、よく分からない。まだアジアカップのメンバーを決めたわけでもないだろうが、そのメンバーがWC予選までそのまま呼ばれる集団になるだろう。