サッカールーの何でもござれ パート2

シドニー在住者のサッカーについてのざれごとです。

評価がしづらい勝利 日本vsオーストラリア 2-1

2014-11-19 07:33:17 | 日記
システムを4-3-3-から4-2-3-1に変更してからはまったとかいろいろ出ているが、簡単にいえば前半にオーストラリアが飛ばしすぎて後半から足が止まったということだろう。しかしオーストラリアは1週間も前から来日していてフィットネスも万全だと予想されたが、この程度の試合しかできないとは期待はずれだった。

注目したいのは1回のチャンスでゴールしたケーヒルと何回かシュートをはずした乾と豊田の違いだ。この差がワールドクラスとそうでないかの違いだ。ケーヒルのコンデイションがよくてフルで出ていたら日本はもっと苦戦していたはずだ。34才にしてこの存在感、ケーヒルおそるべし。

しかしケーヒル以外にワールドクラスの選手がいないのが残念である。ロビー・クルーズはもっとできたはずだ。日本がフォーメーションを変更したからといってそれに対応できずに劣勢に立たされた。

岡崎のヒールでのゴールはすごかった。よくもまああんな芸当ができるものだ。ネイマールクラスのゴールである。マインツのフロント、監督も大喜びでしょう。さすが岡崎である。

香川は相変わらずぱっとしなかった。右サイドで本田からパスを受けて苦し紛れのシュートまでいったが、あんな狭いスペースでシュートしても入るはずがない。もっと早い瞬間でシュートすべきだった。あのあたりのプレー感覚がにぶいというか、この2試合もみていてもパス、シュートのタイミングが微妙に遅い。このままではドルトムントでのスタメンも危ういでしょう。

9月からの代表戦で新しい選手を試してきたが、アジアカップのスタメンは長友と内田の両SBを除けばこの試合のスタメンがそのままでしょう。そのメンバーでアジアカップを優勝できるとすれば、WCの惨敗はなんだったのだろうか。