まだ正式な発表はないが、代表コーチに前田遼一、名波浩、中村俊輔の3人が就任するようだ。この3人に共通することがある。たまたまかどうかは分からないが、3人ともジュビロ磐田に在籍していた。そして代表コーチを辞めた横内氏もジュビロ磐田の監督に就任した。このジュビロつながりはなにか意味があるのだろうか。
さて監督をしていた名波は大した実績も残せず、それどころかジュビロも松本山雅も下部に降格させてしまった。もちろん監督だけの責任ではないだろうし、降格を避けるだけの戦力がなかったことも原因だろう。しかし代表の横内コーチの後任ということだろうから、攻撃面での戦術指導を担当するのだろう。
名波は選手としては人気も実力もあったし、ジュビロ磐田のみならず日本代表のレジェンドである。親分肌で選手を鼓舞するアジテーターとしても能力があるのだろう。しかし森保監督の下で自分を抑えて選手を指導するなんて芸当ができるとは思えない。
あるいは、個性の強い名波コーチが森保監督を凌駕して、戦術をアップデートしてくれるのかも知れない。お手並み拝見というところか。名波監督のもとで、ジュビロ磐田が優勝でもしていたら、名波の天下だったのに。
中村憲剛は2024年までにはS級ライセンスを取得して、Jクラブの監督もできるはずだから、まずは川崎フロンターレのコーチになって、その後に鬼木さんの後を継いで欲しい。中村憲剛は理論的で監督に向いているように見えるが、それはまだ解説者の視点だけ。実際に指導者として大成できるかどうかは未知数。
カリスマはあるのだが。
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