久保君は4-4-2、中盤は菱形のトップの一人で先発。先発ではなく途中出場がせいぜいと予想していたし、出ても4-3-3の右サイドだと思っていたところが、まさかの菱形中盤の2トップとは思わなかった。
これが久保にはまったようで、ダビド・シウバ、メリーノなどの上手い選手とプレーしたことで久保は活躍してゴールまで決めた。あのゴールはボランチのメリーノからの素晴らしい浮き球のパスがあったからで、ごっつあんゴールのようなものだ。それでもゴールはゴール。久保は最高のスタートができたと言える。
それにしてもダビド・シウバは上手い。身長170cmと小柄で、もう36才なのに全盛期と変わらない。判断が速く、プレーも正確。そしてシュートもうまい。ダビドがいてこその久保だろう。周囲に上手い選手がいれば自分も活かせるという典型のようなチームに入れた。
今後は2トップとして起用されるかどうかは分からないが、継続することが大事。次節はホームでバルサ戦だからぜひ先発して欲しい。バルサはまだフィットしていないようだから、ソシエダも勝てるチャンスあり。
カデイスは後半からFWのアビルが登場。左のウイングの選手で今季からの新加入である。南スーダンにルーツを持つオーストラリア代表である。WC予選の日本戦にも出ていた。やはり南スーダン出身の浦和にもいたデンの親友。スピードと突破力はあるが、左からのクロスの精度がイマイチ。
単純に左から放り込むだけではなく、もっと奥深くまでえぐってそこからグランダーのパスを出せるようになれば活躍できるだろう。スペインでどこまで活躍できるか楽しみである。
ソシエダでの初ゴール。 アビルともメイビルとも発音できる。
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