ブライトンの三苫がやっとEPLでデビューした。後半途中、残り15分くらいからだが、三苫らしいドリブルで相手のDFをかわしてグランダーのパスを通した。あれでグロスがちゃんと決めていれば初アシストだった。しかし三苫のドリブルはゼロから100のドリブルで、相手の守備が密集している中でパスを出す。それに合わせるほうも大変。
三苫がいくらドリブルででDFを抜いても、そこから自分でフリーで打てるシュートコースはない。だからパスを出すしかないのだが、対戦相手のDFが三苫のドリブルに慣れてくればそれなりに対策してくるだろうし、そもそもドリブルでDFを抜くことが目的ではなく、どんな形であれゴールを決めることが目的。
そんなことは三苫本人もわかっているだろうが、代表の試合でもそうだがドリブルに酔いしれて自己満足しているような見える。3月24日のオーストラリア戦を一緒に観戦したジンバブエ人の友人に、三苫はドリブラーなんだと説明したら、三苫のことを見ながら「ドリブル、ドリブル、ドリブル、ネバーパス」という選手だと面白がった。
そう、現在の三苫はフィットネスは分からないが、パスの質をもっと高めないと何のためのドリブルかわからないし、ドリブルだけでなく相手をかく乱するためにドリブルとみせかけてふわっとしたボールを上げるとか、工夫が必要だろう。あるいは左サイドの大外にいて中に切れ込んでカットインシュート、右サイドとポジションチェンジをするとか、いろいろしなければすぐに対応されてしまう。
フランクフルトの鎌田はヘルタベルリン戦で、前半3分に鎌田のトラップミスが起点となって失点。とてもボランチとは思えない失態だった。インサイドハーフ、シャドーならまだしもやはり鎌田の守備には難がある。
その後に同点ゴールを決めて今季の公式戦3点目はさすがで、ゲッツェではなく鎌田だというところをアピールできた。今後も鎌田はボランチ起用なのかは分からないが、攻撃の選手を無理してボランチに起用するとこうなると典型である。
後半30分からの男ではだめです、
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