サッカールーの何でもござれ パート2

シドニー在住者のサッカーについてのざれごとです。

EPL アーセナル対ブライトン 0-3

2023-05-15 10:52:17 | 日記

前節でエバートンに完敗したブライトンと逆転優勝を狙うアーセナルだったが、ブライトンがアーセナルを圧倒して0-3で完勝した。これは意外な結果である。三苫は4-3-3の右ウイングで先発。エンシソを左ウイングに起用したために苦肉の策なんだろう。右SBにカイセド、右ウイングに三苫と右サイドが苦しい。

 

前半はアーセナルのハイプレスにブライトンは苦しんだ。中盤でもすぐにボールを取られる。全く攻撃ができない時間帯が長かった。三苫は右サイドでボールタッチが少なく右で機能していなかった。三苫の右をあきらめて前半35分に三苫を左、エンシソを右に配置転換。最初からこうすればよかったのに。これでやっとブライトンの攻撃が活性化し始めた。

 

アーセナルの誤算はマルテイネリが前半20分に負傷交代したことだろう。この負傷には伏線があった。マルテイネリが前半分三苫を肘打ち。ファールにはならなかったが、これに対してカイセドがマルテイネリに報復タックル。これはファールにはなったが多分マルテイネリはこれで負傷したのだろう。

 

この試合はエンシソの独り相撲だった。後半6分にラッキーなヘッディングシュートを決めたが、それまではボール離れが悪く、一人でボールをこねくり回していた。そして後半36分には多分ハームストリングを痛めて交代。なんとも浮き沈みの激しい試合である。状態にもよるがおそらくエンシソは2、3週間は離脱だろう。マーチに続いてまたも負傷者である。

 

試合はエストゥピニャンのブライトンでの初ゴール、ウンダフの追加点で0-3としてブライトンがアーセナルの夢を打ち砕く完勝。マンCITYは次節にも優勝が決まる。ブライトンは6位に浮上したが、トットナム、アストンヴィラとの差が1ポイントだから、EL圏内の6位を確保するにはまだまだ苦しい。

 

ブライトンは次節にニューキャッスル、そしてサザンプトン、マンCITY、最終節にアストンヴィラと残り4試合。中2日での試合が続き、ニューキャッスル、マンCITYには負けるとしても、サザンプトンには勝ち、最終節のアストンヴィラ戦が天王山となるでしょう。

 

0-3でアーセナルに勝てるとは予想できなかった。


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