サッカールーの何でもござれ パート2

シドニー在住者のサッカーについてのざれごとです。

大会13日目 奇跡は起きなかった

2014-06-25 11:30:40 | 日記
6時のキックオフの日本の試合をライブで見始めたが、まだ見ていないD組の結果をコメンテーターが話してしまったので、やっぱり時系列で見なければだめだと痛感した。

まず日本vsコロンビア
前半はPKを取られて失点したものの日本はいい試合をしてた。事実、ロスタイムには岡崎のヘッドで同点。しかし勝たなければいけない試合で先制されるのは致命的。あのくらいファールなしで止めてよ、今ちゃん。

前半に日本がイーブンに試合ができたのは、コロンビアが主力を落としてきたことと、気の緩みから油断していたせいかも知れない。

後半からロドリゲスが出て来てから状況が一変した。やっぱりエースの選手がでてくると違う。動きが他の選手と全く違う。こういう選手が日本も欲しい。

2失点目は日本の守備ブロックもできていたし、そこをほぼ正面から崩されての失点だからこれは痛かった。3,4点目は日本が点を取ろうとしてリスクを冒していたので、これらの失点はある意味仕方がない。

失点よりも試合全体を通じてあれだけチャンスを作りながら、決めきれない攻撃力のなさが悲しい。コロンビアなんて2-3人でほいほいとパスつないでドスーンとゴールできる。悔しいやら情けないやら。

ギリシャが勝ったので、結果論としては日本がもしギリシャに勝っていれば日本にも2位になる可能性はあったわけだ。まあこれはたらればだが。ギリシャは日本に負けていればずるずるとコートジボワールに負けていたかも知れないし。

3試合に共通していえることはもう少しの決定力のなさである。偶然かどうか、3試合とも大久保が決めていれば勝てた、引き分けられたという場面があった。もちろん大久保が戦犯になるのは気の毒であるが、決定力のあるFWがいればという毎度の悔しさである。

スポーツメデイアでいろいろ論じられているが、今大会の惨敗の原因は調子のいい選手を使わなかったことだろう。不調の本田、香川よりも好調の斉藤などの選手のほうがよかったかどうかはわからないが、シーズン通じて不調、試合勘がなく、または故障上がりの選手に頼ってしまって心中したということか。

次のC組 ギリシャvsコロンビアは、ギリシャが信じられないような勝ち方で勝ち抜いた。ギリシャの2点のうち1点はコートジボワールのボランチからCBへのバックパスを奪ったもの。2点目の勝ち越しゴールは後半ロスタイムに幸運なPKをもらったもの。

コートジボワールは引き分けでよかったわけで最後の最後で集中を切らして初の1次リーグ突破の逃した。まさに泣くに泣けないPKだった。

C組はイングランドvsコスタリカ
大幅にメンバーをいじってきたイングランドは結局0-0、2敗1分けと日本と同じく勝ち点1で終戦。メンバーは悪くないとおもうのだが、ルーニー除けばスーパーなワールドクラスがいないので強豪の復活はまだまだ無理か。というかもう強豪ではないのかも知れない。

最後にC組のイタリアvsウルグアイ
負けることを予想して帰路のチャーター便を手配していたイタリアは、その手配を無駄にしなかった。退場者を出しいいところなく敗退。初戦のイングランド戦に勝ち、今回のイタリアはやるなと思っていたが、バロなど前線の選手が機能しなかった。

初戦に勝ち、そのあと連敗して敗退するのはあまりにも痛い。

それにしても今大会は、メキシコ、コスタリカ、チリ、コロンビア、アルゼンチン、ブラジルとラテンアメリカが極端に強い。やっぱり地の利か。

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