女子アジアカップ

夕べの女子アジアカップのSF２試合をみた。日本ｖｓ中国はストリームで、オーストラリアｖｓ韓国はFOX。AFC関係の放映権をFOXTELが持っているので、オーストラリアが絡む試合はほぼライブで放送してくれる。ちなみに来週の日本ｖｓキプロス戦もライブで放送してくれる。これは単に放映権を持っているからだけからでしょう。

さてSFに残った４チームだが、戦力的にはどこも同じレベルだった。日程の都合でフィットネスがまともなチームとそうでないチーム、選手層の薄いチームが負けたという印象である。

日本はこれが現状でのベストメンバーということだが、左SBの守備が不安定なのが目に付いた。アメリカ、ドイツあたりとやればぶっちぎりにあいそうだ。

攻撃は相手のDFを崩しきって得点できる場面は日本もオーストラリアもないので、CKからの２ゴールは日本の武器だろう。澤のCKからのボールをGKを背にしてヘッドでそらしてゴールという芸当は、男子でもそうそうできる選手はいない。あのゴールをあの態勢で狙ってできたわけだから、まさに神業である。

オーストラリアは、両サイドハーフにスピードがあり、中２日の決勝ではフィットネスが落ちていなければ日本の脅威となるでしょう。ただ韓国との試合でも後半はかなり運動量が落ちていたので、前半を失点０でしのげれば日本のほうが有利かも知れない。

オーストラリアの選手は背が高く、またごつい選手が多い。英語でいえばTOMBOYタイプの女子である。サッカーというよりもラグビーでもやっているような雰囲気。

女子のアジアカップは２年毎に開催される。今回は次のワールドカップの予選も兼ねていて８チーム出場して５チームがワールドカップ出場権を得る。ずいぶんとゆるいレギュレーションである。