不安ばかりのワールドカップ

WCまでもうすぐだが、今大会ほど不安材料ばかりの日本チームも珍しい。もっとWCでは日本より格下のチームはないわけで、負けて元々と考えればいいのかも知れない。

アジア予選のブリスベンでのオーストラリア戦のTV中継のときに解説のボシニッチは、この日本チームは過去３－４年の中で最強であると評していた。スケジュールに恵まれたとはいえ、日本はほぼぶっちぎりで予選を勝ち抜いた。あの当時がどの選手もベストコンデイションだったのかも知れない。香川がマンUに移籍する直前で、テレビのバラエテイで長澤まさみが好きだと告白していたころだ。

さてそれから２年。WCの主力と予想されるメンバーは、故障あがりか所属クラブで干されていた選手ばかりだ。

GKは川島が先発するとすれば、キャッチングミスが怖い。西川にして欲しい。

DFは吉田なんて今年になってからまともに試合に出ていない。今野はガンバでベンチだ。

ボランチは長谷部で本当に大丈夫か。山口と青山の先発が妥当だろう。

SBは長友は好調だが、内田なんてWCでまた故障再発なんてことにならないのだろうか。内田はメデイア枠なんて声もある。

攻撃陣は、主力の本田と香川が不調。好調な岡崎、大久保、大迫、斉藤の先発のほうが面白い。大久保を１トップにして、２列目に右に岡崎、真ん中に大迫、左に斉藤なんてどうでしょうか。

とまあ、こんな感じだから１次リーグはよくても１分け２敗くらいかも知れない。日本はなんといってもDFがもろいのでどの試合でも必ず２，３点は失点する。期待しろというほうが無理である。