チェルシーの暫定監督にフランク・ランパードが就任した。シーズンの間に２人も監督が解任されて、現在１１位に低迷。残り９試合で勝ち点１０くらい離されているCL圏内に戻れるとは思えないが、最低でもEL圏内が目標なんだろうな。
さてランパードは選手としてはチェルシーのレジェンドだった。しかしレジェンドがイコール名監督にはなれない。２０１９年夏に監督に就任して１シーズン目はCL圏内に入ったが、２シーズン目は低迷して途中で解任。どの監督も２シーズン目が鬼門なんだろう。
EPLのクラブのよくあるパターンとして、暫定監督がまあまあ結果を出して、翌シーズンも任される。しかしそのシーズンの途中で解任される。暫定期間によくやってると妙に評価されて、クラブオーナーも欲を出す。大物を連れてくるよりも安上がりだからだ。
仮にランパードがこのケースになるのならば、イングランドに多い使いまわしの監督になる可能性がある。典型的なのが残留請負人のサム・アラダイス。あるいはブレンダン・ロジャーズもその一人だろう。
ランパードがどういう飴をもらって暫定監督についたのか知らないが、せめて３シーズンはやって欲しい。
チェルシーの伝説の英雄だったころのランパード。