サッカールーの何でもござれ パート2

シドニー在住者のサッカーについてのざれごとです。

青のオーケストラとCANON IN D

2023-04-19 08:23:09 | 日記

このクールでNHKEテレで放映されている「青のオーケストラ」というアニメがある。中学3年生の男女が主人公で、かつての天才バイオリン少年だった青野一は、家庭の事情でバイオリンをやめていた。一方学校内でのいじめが原因で孤立していた秋野律子と出会い、バイオリンを習うことで自分の人生をリセットしたい律子に青野一は、バイオリンを教えることになる。

 

まだ第2話までしか見ていないので、今後は高校のオーケストラ部に進んで切磋琢磨していくことになる。さて律子は「CANON IN D、以下カノン」を引けるようになるためにバイオリンを始めた。カノンはパッフェルベルの代表作でバイオリン曲では、バッハの「G線上のアリア」と並ぶ名曲である。筆者はクラッシック音楽には疎いが、このカノンのメロデイーは知っていた。

 

第2話の中で青野一がカノンを演奏する場面が出てくる。久々に聞いたが、なんとも馴染のあるメロディーであることを思い出した。これってひょっとして筆者の娘の結婚式に使われた曲ではなかったか。早速娘に確認したところ、そのとうりだった。

 

2年前の娘の結婚式は結婚式会場に挙式ができる屋外の施設があり、そこで式を挙げた。婿さんが待っている祭壇まで父親である筆者と娘がバージンロードを歩いた。その時にこのカノンが流れていた。ああそうか、あの時の曲だった。婿さんに娘を渡す直前に筆者は娘とハグをした。その時に胸がジーンとして涙がこぼれそうになった。

 

自分の娘をお嫁に出したことのある人ならわかるでしょう。長い年月をかけて育てた娘が結婚する。手元に置いておきたいがそうもいかない。結婚してくれないことには困る。なんとも矛盾した気持ちだ。あの娘をハグした瞬間に幼児のころの娘の姿が思い起こされて、泣きそうになった。

 

まだ自分の娘を送り出していない父親は、覚悟しておいたほうがいい。

 

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青野君。