ブライトンの公式サイトを見ると、火曜日のボーンマス戦でEPL初ゴールを決めたフリオ・エンシソのインタビューがアップされていた。エンシソは2004年生まれの19才のパラグアイ人で、同じく2004年生まれのアイルランド人のFWファーガソンと同じ年である。
さて普通、英語を話せない選手のインタビューにはクラブの通訳がつくものだが、このインタビューにはなんとマカリスターが通訳をしている。マカリスターは2019年にブライトンに加入しているが、最初はアルゼンチンのクラブにレンタルされていて、正式にブライトンでプレーを始めたのは2020年2月である。
インタビューを見ればわかるがマカリスターは英語が上手い。きっとヨーロッパのクラブでのプレー経験が長いのかと思ったが、イングランドでの経験が3年とさほど長くない。おそらく語学の能力が高いのだろう。
ブライトンには、マカリスターの他にもスペイン語圏の選手がいる。スペイン人のGKのサンチェス、カイセドなどのエクアドル人3人、パラグアイ人のエンシソ、アルゼンチン人のブオナノッテという18才の選手もいて、合計6人である。不思議なことにブラジル人がいない。普通はどんなクラブにもブラジル人が複数いるものだが、これは珍しい。
ブライトンくらいの予算規模の小さいクラブは獲得するのに金がかかる外国人選手よりも、ホームグロウンのイングランド人選手が多い。ビッグクラブになると時々先発11人全員が外国人なんてこともよくある。
それにしてもブライトンのエクアドル人が3人というのは面白い。調べてみると3人とも違う代理人だから、クラブの意思で獲得してたまたまエクアドル人が3人固まったのかも知れない。あるいはエクアドル人どうしで推薦したのか。
まだ19才のエンシソ君。うれしい初ゴール。