昨日のJ1第3節、京都対磐田を見たが、京都はなかなか濃い選手が多いと感心した。李忠成、森脇良太が抜けてだいぶメンツが変わったが、それでもJリーグの名物Gkである上福元直人、大ベテランのFWピーター・ウタカがいる。
昨日の試合は１－４で磐田に負けたが、この二人が大活躍してくれた。前半３５分に磐田が大津が珍しくゴールを決めて先制。そして４５分にGKの上福元がPA外に飛び出して磐田の杉本を倒して、これが決定機阻止とVAR判定されて一発レッド。
上福元はハーフラインまで飛び出すことで定評があり、どうしてそこまで飛び出すのか、とにかくPA外に飛び出す。これがCBの助けとなり、守備に貢献しているのであればいいが、カウンターに来る相手のFWをぶち倒せば、レッドカードになる可能性が高い。両刃の剣である。
そしてやせているのに、やたらとフィジカルが強いピーター・ウタカの存在は大きい。今年３８才なのに、あのバネとスピードはどこから来るのか、可能であれば日本代表に入って欲しいくらいだ。昔、広島にいたころに当時の森保監督から「ウタさん」と呼ばれ、頼りにされていた。
2020年にはJ2得点王になっているし、昨日の試合でもゴールを決めた。いい味出しているなあ、ウタさん。開幕戦の浦和戦でウタさんにゴールで勝っているし、この調子ならば１５点もいけるだろう。
もっと濃い選手を集めて欲しい。
ウタさん。
飛び出しすぎるGKの上福元さん。