サッカールーの何でもござれ パート2

シドニー在住者のサッカーについてのざれごとです。

これで森保監督の続投が決まってしまった

2022-03-25 08:36:09 | 日記

夕べの試合を見ていて、日本には戦術がないというか選手任せなことがよくわかった。まず中盤のボランチでボールを刈り取る。それをサイドに預けるか、1トップの浅野にロングボールを送る。これだけ。浅野はかなりオフサイドにかかったし、フィニッシュまでほとんどいけなかった。前線でポストがいないのだ。だからポストに当てて、そこからセカンドトップやボランチがかき回すという面倒なこともしない。

 

オーストラリアにも通用しなかった日本のロングボールカウンターだから、強豪国には通用しないだろう。逆にオーストラリアはボールをつないできたので、ロングボールが少なかった。ずいぶんと時代も変わったものだ。

 

見ていて面白かったのは、前線でみんなが南野に振り回されていることだ。南野は左サイドのくせに、いつも真ん中にいる。そのために南野の空けたスペースをボランチの守田、田中がお守りしなければならない。右サイドの伊東のようにサイドに張り、サイド深くをえぐってクロスを上げるなんて芸当を南野はしない。得意ではないんだろう。

 

トップが大迫から浅野に代わればロングボールカウンターの多様。南野専用のお守りと、まさに選手ありきの戦術である。だから固定メンバーが必要だし、メンバーが変わると戦術を変えざるをえない。選手ありきといえば聞こえはいいが、選手任せである。

 

それにしても追加で呼ばれた中谷と林はベンチ外。一体何のために呼ばれたのか。とにかくWC本大会も森保監督で行くことが決まった。1次リーグ敗退は決まりだね。

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この美女は本当に南野の彼女なのか?

 

 


オーストラリア戦、2-0でWC出場決定

2022-03-25 00:27:43 | 日記

キックオフは夜の8時10分、夕方から雨が止んだのでこれで大丈夫かと思ったが、キックオフごろから大雨になった。しかし座席が運よく屋根のある場所だったので、ぬれずに済んだ。後半途中からは雨も上がった。日本からのサポも思ったよりも多くなかったが、それでも巨大な日の丸を広げてもらうと感動してしまう。

 

さて結果だけ見れば2-0で快勝だったが、前半はグダグダでかなり危なかった。南野が2回も枠に当てて、枠に当てるゲームをしているようだった。シュートチャンスにボールをこねくり回して、フェイントを絡めたりする。どんどんチャンスが薄くなるシーンもあり、この選手は変わらないなあと痛感。なんというか判断が遅い。

 

マネやサラーだったらファーストタッチでシュートして決定力もある。南野は判断が遅くてトラップも下手でシュートも下手。リバプールだろうがリーズだろうが、どこに行っても同じだろう。EPLで活躍できるレベルにはない。

 

後半最初から三苫を出すのかと思ったけど、最初の交代はお決まりの長友→中山。点が欲しいのか引き分けでいいのか、三苫を出したのは何と後半39分。遅い、とにかく遅い。三苫が2ゴールの大活躍でよかったものの、先に失点していてもおかしくなかったし、伊東も目立たなかった。

 

伊東→久保、南野→三苫の交代を後半15分くらいからやればもっと簡単に点が取れたでしょう。南野はポストに嫌われてヒーローになれなかった。三苫は10分のプレーで2ゴール決めてヒーローになった。やはり三苫を先発で見たい。

 

オーストラリアは5人もメンバーが落ちてもそこそこ強かったが、チャンスを作っても決定力がない。オーストラリアがAFCに来て以来、WC予選で日本がアウエーで勝ったのはこれが初めて。オーストラリアはアジア3位プレーオフを多分UAEとして、それに勝てれば南米5とのプレーオフが待っている。

 

今日の試合を見た限り、オーストラリアが南米5位に勝てるとはとても思えない。2006年、2010年、2014年、2018年と続いていた4大会連続出場がこれで途切れる可能性が高い。このうち2006年はウルグアイとのプレーオフ、2018年はホンジュラスとのプレーオフにそれぞれ勝っているので、プレーオフが得意なオーストラリアには期待したいのだが。

 

The Socceroos' goalkeeper holds his right hand to his forehand after losing to Japan.

オーストラリアのゴールはなぜか取り消しになり、終了間際に2失点。まさにシドニーの悪夢だった。

 

大喜びの三苫。