サッカールーの何でもござれ パート2

シドニー在住者のサッカーについてのざれごとです。

J1第28節 川崎対神戸 3-1

2021-09-30 09:25:55 | 日記

夕べの川崎対神戸で大迫の動きを追ってみたが、前半はポストとしていい動きをしていた。特に前半13分の武藤のゴールは、イニエスタからのふわっとした縦パスを大迫が受けて、左サイドに流れて真ん中にグランダーのパス。それを右から詰めた武藤が決めてゴール。イニエスタ→大迫→武藤という流れだった。

 

この調子ならば神戸が勝てるかと思ったが、後半になると川崎が盛り返して、というか神戸がパスミスを連発して自滅。終わってみれば3-1で川崎が圧勝。神戸は中盤でのパスミスが多く、山口蛍の不在が大きい。

 

さて大迫だが、ポストでは役に立つがシュートも少ないし、何よりも1トップとしての怖さがない。ポスト役って要するにボールをキープして、他の選手にシュートを打たせる役目である。ポストとしてボールをキープして、胸トラップでもなんでもいいから自分でシュートチャンスを作るというスーパーな動きがあればいいのだが、大迫にそんな芸当はできない。

 

レアンドロ・ダミアンがよくやるようなスーパーなプレーができればいい。しかし大迫はダミアンにはなれない。空中戦に強いはずだからもっと大迫めがけてハイボールで勝負すればいいと思うのだが、それもない。カウンターから高速スピードでゴールを決めるという古橋タイプでもない。

 

ポジションは違うが右ウイングの武藤のほうが活躍できている。ここまで2ゴール1アシストのはずだ。ウイングと1トップでは動きが違うので、武藤と大迫の比較は’難しいが、武藤の加入は神戸に貢献できているが、大迫はイマイチである。

 

今の状態の大迫では代表では活躍できないだろう。大迫がポストをしているところを囲んで何もさせねばいいのだから。大迫よりもオナイウを先発させるほうがいいと思うのだが、森保監督は大迫だすだろうなあ。