代表から戻り、チームに合流してから1日半しかなかったのに富安は先発した。それだけアルテタ監督から期待されているというか、ここまで3連敗で最下位だったし、大補強したのだから新規加入選手を使わざるをえない。新しい選手を5人先発させたことからもよく分かる。背水の陣だったわけだ。もっとも対戦相手もここまで3連敗のノーリッチだったからよかった。
富安は4バックの右SBで先発。アーセナルの試合はあまり見たことはないが、両SBが高い位置を張り、攻撃の時は真ん中に絞ることが多い。富安は前半終了間際にこぼれ玉に反応して惜しいシュートを放った。あれが入っていればヒーローだった。
右ウイングがよく動き回るタイプだったので、富安はその後ろのスペースをカバーするシーンが多かった。まだ連携がスムーズではないという印象を受けた。もちろん合流してから数日だから、これからどんどんよくなるだろう。
アーセナルはやっと勝っただけで、これからだろう。次節がバーンリーだからこれには勝ちたい。その次がトットナム。この2試合で連敗するようだと監督解任もありえるかも知れない。富安にしてみれば期待してくれているアルテタのほうがいいにきまっているので、チームも監督も富安も踏ん張りどころだ。
EmiratesもアーセナルもFLY BETTERと行きたい。