サッカールーの何でもござれ パート2

シドニー在住者のサッカーについてのざれごとです。

前田大然

2019-05-26 19:55:30 | 日記
今日のJ1第13節名古屋対松本を見たが、前田大然は面白い選手ではあるがフィニッシュにも決定力にも課題があるなと思った。五輪世代でコッパアメリカにも招集されてはいるが、これからブレークするには時間がかかるだろう。


今季はリーグ戦の全13試合に先発。シュート14本で1ゴール。つまり1試合平均のシュートがわずか1本。たったの1ゴールではお話にならない。たしかに足は速いし運動量も豊富であるし、前線からの守備での貢献も大きい。


しかしFWとしてはそれだけでは足りない。J2では2017年は水戸で13ゴール。2018年は松本で7ゴール。そして今季はJ1で1ゴールのみ。レベルが上がってくると通用していないことが数字に出てくる。


2018年でアジア大会で負傷してそこから這い上がってきたが、今季はここまで全試合先発と監督に期待されているわけだが、それに応えきれていない。


コッパアメリカに招集されて「このチャンスをモノにできるように頑張る」とコメントを出しているが、足が速いだけでは浅野の二の舞になってしまう。浅野との違いはフィジカルが強いことか。今日の試合に出ていた同じ前田でも名古屋の前田のようなトリッキーな動きができるようになれば、さらにいい選手になれるだろう。