サッカールーの何でもござれ パート2

シドニー在住者のサッカーについてのざれごとです。

ラウンド16 フランスvアルゼンチン、ウルグアイvポルトガル

2018-07-01 11:50:57 | 日記
フランスvアルゼンチンはムバッペによるムバッペのための試合だった。4-3という壮絶な打ち合いになったがキーポイントはメッシは抑えられてムバッペは抑えられなかったということだろう。


フランスの4点のうち、ムバッペが高速ドリブルでPKを取り、グリーズマンが決めた。そしてムバッペの2ゴールとムバッペは3点に絡んだ。天才的なキレである。一方、メッシは孤立してしまい2アシストしたもののゴールなし。フランスは勝ち切ったとはいえ3失点は不安を残した。


アルゼンチンのGKは実に不安定だった。特に3失点目はうまいGKならばセーブできたはず。アルゼンチンは失点するたびにメッシのしかめっ面が目立つ。


解任すれば19億円だかの違約金が発生するサンパオリだが、メッシの代表引退よりも監督の去就のほうが気になる。




ウルグアイvポルトガルは非常に面白い試合だった。ウルグアイが2-1で接戦をものにしたが前半7分のカバーニの先制点は圧巻だった。カバーニが中盤の右サイドから左サイドのボックス脇にいるスアレスにロングパス。これが綺麗に通った。これだけでもすげーと思ったが、スアレスがクロスをあげるまでの10秒くらいの間カバーニは中盤からするするとゴール前に突進。


ポルトガルのDFはカバーにをマークしきれていない。スアレスからゴール右前にいたカバーニに向けて高速クロス。これをカバーニが狭い角度からGKのニアをついてゴール。中盤からパス2本で二人だけでのゴール。今大会一番のスペクタクルなゴールである。


カバーニは後半62分にもショートカウンターから左からカットインしてミドルを決めた。すごい選手である。ネイマールとやりあうだけのことはある。押し込まれたときはDFラインにも入り、中盤でも司令塔的な動きをするし。前線ではストライカーで点も取る。一人三役のスーパースターだ。


後半途中に負傷交代したがQFのフランス戦ではカバーニがいないとウルグアイの苦戦は必至。


これでメッシもCR7も消えてしまった。メキシコと日本が勝てばネイマールもルカクも消せる。