サッカールーの何でもござれ パート2

シドニー在住者のサッカーについてのざれごとです。

日本人監督の資質

2018-07-10 20:34:57 | 日記
JFAの田嶋会長がクリンスマンの代表監督は99%ないと否定して、西野さんの退任は100%決まりと肯定した。この1%の差はクリンスマンを全否定しないということだからかなりありえるということなのだろう。


さてクリンスマンと交渉していることをメディアにリークして世間の反応を見ているという説がある。これはたぶん田嶋会長サイドということだろう。それに対して反対意見があり日本人監督を主張するサイドもあり、結論がまとまらないという話もある。これもJFA内部からのリーグだろう。


つまりJFA内部の内輪の話がだらだらと漏れているということだ。それが意図的であるのは明白。JFAは実に不思議な組織である。内輪もめが毎度リークされてくる。代表監督なんて決まるまで何の情報も出さずに決まってから発表すればいいだろう。


さてまだまだ決まらないようだが、日本人監督とする場合の候補者の資質はどうあるべきかを考察してみよう。筆者の考える候補者の資質というか資格は、
まず選手時代にワールドカップに出たこと。次にヨーロッパでのプレー経験があること。そしてJリーグでの監督経験、できればJリーグでの優勝経験である。


この条件をクリアできる人物はかなり限られてくるし、まだ10年くらい早いかも知れない。列挙してみよう。


ワールドカップに選手としてプレーし、海外のクラブでもプレー。Jリーグでの監督経験もあるという全条件を網羅できるのは名波だけである。海外クラブでプレーを外せば井原、秋田、相馬である。他にいるかも知れない。


この4人は監督としての実績がまだ物足りない。海外のクラブでプレーし指導者として修業中という条件ならば藤田もいる。ただやはり監督としての実績が不足している。


ワールドカップも海外のクラブもないが監督としての実績を考えればなんといっても森保が一番。サンフレッチェ広島でのJリーグ優勝3回は立派。長谷川健太、風邪も候補になるが、実績では森保にかなわない。


五輪世代も含めた世代交代を考えれば森保が最良の候補になるのだが、あの極端な可変3バックを見せられるとこの人の戦術で大丈夫なのかと疑問も出てくる。