福井利佐blog

切り絵アーティストの日々

OUTBOUND

2008年10月06日 | 過去のBLOG記事

先日、大学時代の友人から招待状が来たので行ってきました。
友人というのは、吉祥寺に「Roundabout(ラウンダバウト)」という
雑貨屋さんをやっている小林和人さんです。(以下、小林くん)
結構前ですが、以前は「Roundabaut」のフリーペーパーに出させてもらったり、
取材場所として使わせていただいたお店です。おしゃれな招待状が2日前に届き、
オープニングレセプションがあるということと地図しかなく、他に情報もなかったので
あまりよくわかっていませんでしたが、とりあえず行ってみました。

何と、小林君2店舗目のお店「OUTBOUND」のオープンということでした。
おめでとうございますー!いやいや、素晴らしい。

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「よいしょー!」小林君の愛娘2歳の琴子ちゃんが、
鯛の塩釜焼きを木槌で割っています。かわいい。


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これこれ。美味しかったです。
この日の料理は「cibot」という池ノ上のカフェのお料理です。全てが美味しかったです。


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手作りのジンジャエールです。当たり前だけど、市販の物とは全く別の味です。
生姜です。美味しい。


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小林家。髭面で、ゲバラっぽい後ろの人が小林くん(笑)。
私でも「嫁にしたい」と思うような素敵な奥様。
そしてお子様の琴子ちゃん。かわいい。なんせ、かわいい。


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小林くんと。髪の毛切りたての私。


小林君は多摩美のプロダクト出身で大学時代の友人。
小林くんは天然うっかり型で、バスケットコートに財布だかを忘れて、
私が、確か拾ったのかな? その中にあった学生証から小林君と判明。
当時は、水球をやっていたというだけあってがっしりしていて、
B-boyでブレイクダンスしていました。
私が当時つきあっていた彼氏らとグループで仲が良く、よく一緒に遊んでいました。
夜、クラブにみんなで行った事があったのですが、
すごい爆音の中、気づいたら小林君は隅の方で腕を組んでガン寝。
コンビニに行けば、すぐ篭を腕に抱えお買い物する姿が印象的でした(笑)。

その武蔵美、多摩美デザイン系男子グループ達が、吉祥寺の古いビルの一角で
「Roundabout」という名で、お店を実験的に開いてみたのが始まり。
最初は期間を決めてやったのですが、
そのうちちゃんとお店として運営していくようになりました。
それも一重に小林くんの熱意と努力があったからです。
みんな大学卒業と共に、バラバラとそれぞれの道に進んで行きましたが、
小林君だけが信念を貫き通してお店を守っていったのです。
多分、最初からメンバーの中で一番本気で、強い思いがあったのだと思います。

その後も、ほとんど一人ですべてやっていてとても大変そうだったのですが
(学生時代と比べると激ヤセした感じがする)、気づいたら知る人ぞ知るお店になり、
小林店長として雑誌とかにもチラホラ見かけるようになり、
「へー、小林君頑張っているなー。」なんて思っていたら、
それがまさか2店舗目も吉祥寺にオープンとは。がんばり屋さんだなあ。
2店舗目はさらに小林ワールドの「美」の部分が凝縮されています。
吉祥寺におたちよりの際には是非寄ってみて下さい。


Roundabout(ラウンダバウト)
武蔵野市吉祥寺南町1-6-7-2F
tel:0422-47-5780
営業時間: 12:00~20:00  火曜 休

OUTBOUND(アウトバウンド)
武蔵野市吉祥寺本町2-7-4-101
tel:0422-27-7720
営業時間:11:00~19:00  火曜 休


上の写真で御覧のように、私は何年ぶりかに短く散髪してまいりました。


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さよなら髪の毛。胸の下まであったので、相当切りました。
多分、今私の頭に乗っている髪の毛より多い毛がここにあります。

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最近行った展覧会。銀座のINAXギャラリーにて「クモの網」展
船曳和代さんという方が20年に渡り、蜘蛛の巣を採集して標本を作ったものです。
おもしろいですよー。美しいだけでなく、本当にいろいろな蜘蛛の巣があるんです。
採集の仕方、蜘蛛の捕食の様子(巣は家ではなく捕食のために作ります。)、
蜘蛛の巣作りの様子が映像でも紹介されており、蜘蛛の緻密さに感心させられます。


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カタログから。日本蜘蛛学会というものがあるんですね。
そちらの協力にて、このカタログもINAX BOOKLETから出版されています。


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そして、影絵の藤城清治さんの展覧会。こちらも銀座の教文館にて。
80歳を超えてなお現役。すごいですねー。
藤城さんの展覧会は何回か行っているのですが、毎年のように新作を制作し発表しています。
クオリティーも高く、美しい光と影の世界を常に届けてくれています。


こちらは私事です。

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amarena(アマレーナ)」という女性誌の創刊号に
取材記事を掲載していただきました。
いつもの事務所で撮ったとは思えない程に美しい写真に仕上がっています。
イタリアについて満載の雑誌です。是非、見てみて下さい。


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