9月は娘の誕生日がありました。
ちょっと今年は誕生日プレゼントが豪華になってしまい、反省・・・。
もろもろ木製のおもちゃ。
それとなく娘が欲しいと言っていた物を揃えました。
(静岡のおじいちゃんおばあちゃん、
名古屋のおばあちゃんからということになっています。)
こちらはミニーちゃんのペット屋さん。
私、知らなかったのですが、
ミニーちゃんって「フィガロ」っていう名前の
黒猫のペットがいるのですね。
昨年フィガロのぬいぐるみを発見して、
「何これ?」って主人に聞いたらミニーちゃんのペットだって言うじゃないですか。
ねずみが猫飼ってるっていうブラックユーモアが衝撃で、
昨年フィガロを買ってあげました。
今年はこちらのゴム人形系で、
お家に居るもろもろのリアル動物フィギアたちと相性が良く、
開店と同時に大繁盛のペット屋さんになっていました。
上は、ミニーちゃんのブラッシング待ちの列らしいです。
ディズニーってすごいとこついてきますね。
これ以外に、主人から子供用のカメラももらっていました。
そして、誕生日当日は昨年のようにランドに行く話もありましたが、
目を離せない弟と2人を連れて行くのは
想像しただけでグッタリしたので、
キッザニアとか、ジブリ美術館とか考えましたが、
キッザニアは知らない子達と知らない場所で
集団行動などできない娘は「行きたくない」そうで、
ジブリ美術館は予約しようとしたら、も ういっぱいで
あれこれ考えて、娘と2人で劇団四季のライオンキングを観劇してくることにしました。
いやいや、とってもよかったですよ~。
女2人で行けたのもよかったです。
おもしろかったのは、
スカーという悪者がいるのですが、こちらは王様ライオンの弟で
王様の息子シンバを貶めようとして、悪知恵を働かせるのですが、
甥のシンバと遊ぶのが面倒で
「腰を痛めてるから遊べない」という台詞をスカーが言ったとき、
隣で大人しく見ていた娘がぼそっと「腰が痛いんだ・・・。」と言うのです。
その後も、みなライオンなので、
ライオンっぽい動きで演技しているのですが、
それが腰が痛そうに見えるのか、スカーが歩いていると
「腰痛いんだ・・・。」とぼそっと言っているのがおもしろくて、
笑いをこらえるのが辛かったです。
そんなこんなで、娘と初劇団四季も参戦できて良い日でした。
誕生日のごちそうは、娘の希望の「うどん」でございました。
海老とか天ぷらも食べないので、納豆、オクラ、鰹節、など
トッピングをひとしきり並べた精進料理ですか?みたいな
肉、魚なしの夕食でした。
ちなみに、ハンバーグ、海老フライ、チキンライスなど
お子様メニュー的な物は一切食べないので、私もほとんど作っておりません。
作っても本当に残念なくらい食べてくれないので、
作らなくなって しまいました。
そして、別の日はこどもの城へ。
私1人で2人子連れ遠出おでかけは、東京都現代美術館で経験済み。
主人がいないと、わりとしっかりものの娘で頼もしい事を知りました。
娘は基本的に造形スタジオ以外はあまり行きません。
この日も、ここでたっぷりと過ごしました。
いつもやらないプレイングボードも、珍しくやっていました。
このプレイングボードも閉館と共に廃棄なんですかね。
ホーロー素材の特殊な壁で、
数年前にリニューアルしたばかりなのにもったいないな~。
この日、初めて靴を履かせてみました。
変な感じみたいで、足を蹴る仕草を何度もしていました。
しかし、そんなことは数分で忘れ、
靴をはいたとかどーでもよくなって遊び始めます。
この日、こどもの城に来たのは、
こどもの城でのラストの秋祭りが あるからです。
外のスロープの空間がいろいろな出店や体験コーナーになっていました。
娘は葉っぱのお面に挑戦。
猫にしたてたお面ができあがりました。
私は、基本的にこういうの手伝わないようにしています。
小さい時から。
私がやっちゃうと娘がやらなくなるので。
私がやると生半可うまくできちゃったりするので、そうしなきゃい
けないとか思われると嫌なので、娘が自分でできる範囲で仕上げてもらいます。
この日は秀逸なものができました。
目の感じとかサイコー。
わかり辛いのですが、舌に細かく黒い点々が描いてあり、
猫の舌がザラザラしているのを表現していました。
なかなかやりますね~。
そして、この日驚いたのは、一人で並んでお金払って
綿飴を買えたということです。
ピンクの綿飴が欲しくて、長蛇の列に並ぶと言う娘。
私は弟を抱えて並ぶのは嫌だったし、
次の予定に間に合わないのではと危惧していて、
買わない方向に説得するも「絶対買いたい!」との事で、
途中まで一緒に並んでいたのですが、
別の場所に置いて来た荷物を取りに行かないと、
私の段取り的に狂うなと思ったので(←わがまま母さん)、
あともう1列くらいのところで、「お母さん荷物取り入来たいんだけど」と言うと、
絶対的な自信で「並んで一人で買える」との事だったので、
お金を持たせ、「ピンクの方のください」と言う事、
「買ったらその先から動かないように」と言って、
速攻荷物を取りに屋上から駆け下りました。
いろいろな悪い状況を想像しながら、ダッシュで戻って来ると
言っておいた場所で何事も無いような顔で綿飴をなめている娘が居ました。
なんか、驚いちゃうよね~。
そんなことできるんだ~。
未だに挨拶とか「ありがとう」もちゃんと言えないし、
初めての人とかに声かけるとかも絶対に出来ないと思っていたのに
娘の成長にびっくりしたのでした。
さてさて、こどもの城の秋祭りで、娘を一瞬置き去りにしてまで(苦笑)
時間に間に合わせて、どうしても見たかったのがこちら。
ジャワ島の影絵、ワヤン・クリッ。
なかなか見れないですよね~。
こどもの城は昔から民族楽器も講座にあって、
ガムランとかもこどもたちが習えたのです。
夏は一日講座で、セネガルの太鼓奏者の人が来て、
太鼓を作って叩く講座があったり。
ワヤン・クリッの牛皮で出来たお人形の説明をする元音楽事業部Iさん。
この方、何だかジャワ島の言葉?スワヒリ語?みたいな
言語がしゃべれるのです。
私が働いていた部署は国際電話ができる電話があったので、
よく電 話をかけにいらしていたのですが、
まったく何を言っているのかわからない言葉で電話をしていました。
英語の出来る上司も、「ねえ~、今何を言っていたの?」と
目をまん丸くしていました。
子どもたちへの説明なのでとてもわかりやすいです。
ガムランの演奏の後、始まり始まり~。
ワヤン・クリッは現地でもスクリーンを囲んでぐるっと360度見れて、
スクリーンの裏側で楽器や演じている様子も見ていいのです。
いろいろな人形が出て来て、おもしろかったな~。
ジャワ島の歌もありつつ、日本語でこどもの城バージョンになって
「アルジュナの修行」のお話を演じてくれました。
子どもたちは前の方で見ていいので、それも積極的に行く娘。
これも、驚きです。
他の観劇の時は、「こどもが前に来れるよ」というのでも行かない
タイプだったので。
外で寒かったので、トイレとか心配でしたが、
一人白頭巾ちゃんみたいな娘が
熱心に裏と表をかけずり回って見ていました。
ワヤン・クリッではグンデルワヤンという難しい楽器で伴奏しているようです。
裏でその様子も見れるのです。
いやいや、すばらしい~。
貴重な体験でした。
この技術やコネクションもあるというのに、閉館ですか・・・。
本当に残念・・・。
その事を考えると本当に気分が沈みます。
日本の子育て支援って何?って思います。
舞台裏の人形達を見て、Iさんにご挨拶をして
幻想的な夜の余韻に浸りつつ、
帰りは中林家に車で送ってもらい、快適に帰ったのでした。
ありがとうございます~。