7月20日

　@rinakko
　昼ビール部です。お店で夫待ち。待ち合わせが久しぶしで、何だか嬉しい
　

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　お昼ごはん。広島のお好み焼き。麺がぱりぱり～、青のりもりもり～、キャベツあまあま～　美味しかった
　
　　
　

7月19日

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　【やさしい訴え/小川 洋子】を再読した本に追加
　
　再読。幾度目かの。流れ続けるようなチェンバロの音色。その鋭さと柔らかさ、清らかさと影が、物語そのものの余韻に静かに重なる。
　“彼らの姿は祈りの形に似ていた。ふとわたしの耳に、『預言者エレミヤの哀歌』がよみがえってきた。二人だけで共有している過去の時間が、煙に姿を変え、空の高いところへ運ばれていった。すばらしく青い空だった。”

7月18日

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　【ジョゼフ・コーネル コラージュ&モンタージュ/ジョゼフ・コーネル他】を読んだ本に追加
　

　
　「ジョゼフ・コーネル コラージュ&モンタージュ」展の図録だが、日記や手紙の抜粋、映画作品の紹介や論考…と、観て楽しむだけでなく読み応えもあった。
　“言葉で限定することはできないが、コーネルの作るものには、過去でも現在でもあるような時間の断片が永遠にとどまっているという感覚を覚える。物たちはさりげなく配されたように見えながら、互いに響きあい、暗号を送りあって、その世界の仕組みを形作っている。時が、その空白の間も、透明に満たす。”（岡本想太郎「展覧会解説」）

7月17日

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　お昼ごぱん。Tsuginohi（ツギノヒ）さんのパンに、クラフトビール
　

7月16日

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　お昼ごはん。道の駅の自然食レストランにて、色々少しずつ（でもお腹いっぱいになるー）
　

7月14日

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　【夏至遺文 トレドの葵 (河出文庫)/塚本 邦雄】を読んだ本に追加
　
　まず絢爛、そして読むことの快感。とりわけルビ好きには堪らない。〈夏至遺文〉のお気に入りは「禽」（いきなり怖い！）や「葡萄鎮魂歌」、「僧帽筋」で、〈トレドの葵〉では「七星天道虫」と「凶器開花」、「虹彩和音」。特に「凶器開花」は、こういうの幾らでも読みたい…と思ったし、「虹彩和音」の一篇一篇に添えられた短歌はとても味わい深い（短歌落ち、みたいな）。
　皆川博子さんの「我が師　塚本邦雄」でとどめを刺された。

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　私がルビ好きになったのは、長野まゆみ作品を愛読したから

7月12日

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　【スピン／ｓｐｉｎ　第４号/恩田陸他】を読んだ本に追加
　
　［小特集　少女小説］のエッセイをうんうん頷きながら読む。『シンデレラ迷宮』と『赤毛のアン』。あと、こう言うのは好みじゃないし苦手だなぁ‥と思っていた「典雅な調べに色は娘」が、今回はじわっと面白く読めていた。

7月11日

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　【九月と七月の姉妹/デイジー・ジョンソン】を読んだ本に追加
　
　とても、、、よかったです（微妙な間を察して）。あまりにも緊密（…という言葉でも言い尽くせない）に繋がった姉妹の一方的な関係には嫌悪感を禁じえず、それでいて詩のような語りは美しくて。訳者あとがきにある、「シャーリイ・ジャクスンの影響を受けている」という件に納得。装幀も素敵。
　“わたしは宇宙から切り抜かれた影で、死につつある星々の色に染まっている──そしてセプテンダーはわたしが世界に残した穴を埋める人間だ。二人が何年も前に交わした約束を思い出す。”

7月10日

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　【ルクレツィアの肖像 (新潮クレスト・ブックス)/マギー・オファーレル】を読んだ本に追加
　
　素晴らしかった。まず何より、ルクレツィアの造形に魅了された。非凡な賢さと豊かな才能、誰にも見せない密かな憧憬、撓むことのない己を持つ15歳の少女。冒頭でいきなり驚かされて、どうしたって其処に行き着くんだな…と思いつつ、時間軸の工夫もあり物語の展開に引き込まれた。そして彼女のような女性たちのことを思うと、遠い未来からでも憤ってしまう。
　“気を付けて、とルクレツィアは声を出さずに呼びかける、気を付けて。イーピゲネイアの父親が、これから結婚するのだぞと娘を騙して生贄にしようとするのが、彼女には耐えがたかった。”

7月6日

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　【ミライの源氏物語/山崎ナオコーラ】を読んだ本に追加
　
　うんうんうん、なるほどなるほど…と頷きまくりだった。源氏物語を好きなはずなのに、今読んだら以前よりもっともやもやの駄々洩れに邪魔されて、昔みたいには楽しめなかったりするのかな…と思っていたところだったので。いつかまた読み返すのが楽しみになった。