7月5日

 @rinakko
 【ヴィクトリア朝 病が変えた美と歴史:肺結核がもたらした美、文学、ファッション/キャロリン・A・デイ】を読んだ本に追加
 
 “十八世紀後半から十九世紀初頭にかけて、美しさをめぐる文化的な考えかたが結核という病気と組み合わさった結果、その病気の猛威は美しい光で飾り立てられた。” 
 “つまり、結核は女性にとってよい病気、美の理想やファッションで手本とされる病気と解釈された。(略)たとえ反証があっても、結核は比較的苦しみが少なく美しい死にかたとして描かれた。” 
 “肺病に苦しむ女性たちはますます、その繊細な(ほとんど現実離れした)美しさで賛美されるようになり、それは青白い顔、ほっそりした体、透明感を特徴としていた。”

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